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がん検診・ドックのご案内

がん検診・ドックとは

健康はかけがえのない財産です。その健康を守るお手伝いをさせていただきたく、本院でも各種がんに特化した検診及び、心臓、脳のドックが受けられるようになりました。
本院のがん検診・ドックの特色は、PET・MRI等の先進診断機器を用いて、病変の早期発見に努めます。我が国の3大死因はがん、心臓病、脳卒中で実に6割を占めており、それらの病気で倒れないため、年1回はドックを受けることをお勧めします。
万一危険因子が見つかりましたら、専門医が適切な治療と日常生活のご留意点等をサポートさせていただきます。

PET/CT検査

PETとは

PET(Positron Emission Tomography、陽電子放出断層撮影)は、体内の臓器・組織の糖代謝や血流、酸素代謝、受容体、酵素活性といった機能を測定し、画像として映し出す方法です。ポジトロンという放射線を出す放射性原子を薬に結合させた「放射性薬剤」を静脈から投与し、薬剤が体内に行き渡った時点で、それが出す放射線を体外からPETカメラでとらえます。これによって放射性薬剤の分布(各組織がこの薬剤をどの程度取り込んでいるか)が明らかになり、この情報から、臓器・組織のさまざまな機能を画像化し測定することができます。
がんは糖代謝が盛んなので、ブドウ糖類似物質に放射能を結合させたFDG(18F-fluorodeoxyglu-cose) という放射性薬剤を注射すると、がんに多く取り込まれ、がんの有無や広がりを描出することができます。このほか、PETを用いると、脳や心臓の機能状態などについても知ることができます。香川大学医学部附属病院では、PETを用いてがんや脳疾患・心疾患の診断を行っています。

PET検査でわかること

がん

がん細胞は正常の細胞よりも分裂が盛んに行われるため、ブドウ糖をたくさん必要とします。PET検査で用いるくすりFDGはブドウ糖に似た性質を持っているので、ブドウ糖と同じようにがんにたくさん集まります。これによりがんがどこにあるのか、あるいは病気の広がり具合などがわかり、CTやMRIなどの診断結果と合わせれば、治療方法や治療範囲を決めるのに役に立ちます。
PET検査は、体幹部の撮影を一度に行えることから、予想外の位置に転移したがんも見つけることができます。また、がんを治療した後の効果や再発の有無の判定にも役立ちます。がんの種類別では、頭頚部がん、肺がん、乳がん、食道がん、膵がん、大腸がん、卵巣がん、子宮がん、悪性リンパ腫、黒色腫でのFDGの有用性が多数報告されています。ただしFDGを使ったPET検査は、その性質からすべてのがんに有効というわけではありません。腎臓、膀胱は健康な状態でもFDGが尿に排泄されるため診断ができません。また、肝臓、胃、前立腺は超音波検査や内視鏡検査などの方が有効なことがあります。
なお糖尿病の方では十分な診断ができない場合があります。大体の目安として検査時の血糖値が200mg/dL以下であればほぼ問題はないと考えております。

脳に関わる病気には、脳梗塞をはじめ、脳腫瘍やアルツハイマー型認知症、パーキンソン病などたくさんあります。
正常な脳は血液によって運ばれたブドウ糖や酸素を大量に消費します。しかし、血流が悪くなったり萎縮したりして活動が衰えた場所ではブドウ糖や酸素の消費は少なくなり、脳のはたらきが部分的に低下していることがわかります。これらの様子を見ることができるPET検査は、脳梗塞やアルツハイマー型認知症などの症状がごく軽いうち、あるいは進行して脳の形状に変化が起こる前にこれらの病気を発見することができます。
ただし保険適応となる疾患は限られています。詳しくは当院脳神経外科までご相談下さい。

心臓

虚血性心疾患には、狭心症や心筋梗塞があります。この虚血性心疾患は、心臓の筋肉に酸素や栄養分を送っている血液の流れが悪くなったり止まったりして、心臓の筋肉が弱ってしまうことから起こります。PET検査では、心臓の活動状態を心臓の筋肉に流れる血液や栄養分の取り込みから見ることができます。これにより虚血性心疾患の程度がわかり、治療方針の決定や治療効果の判定を行うことができます。
ただし保険適応となる疾患は限られています。詳しくは当院循環器・腎臓・脳卒中内科までご相談下さい。

香川大学医学部附属病院でのPET検査のながれ

(1)総合受付

(2)放射線部受付

(3)PET検査室
注射・吸入と撮影
くすりを注射、または吸入し撮影します。通常のFDGによるがんの検査では、注射の後、体の中に十分に取り込まれるまで2時間分程度安静にしていただいてから撮影します。撮影時間は検査の種類によって異なり、20分~90分です。

(4)帰宅
普段どおりの生活を送ってください。食事も普通におとりください。
参考:PET検査の所用時間は、受付から検査終了までで3時間程度かかります。検査結果は当日PET検査の画像を添えて主治医宛に報告いたします。

検査前に注意すること

FDGを用いたPET検査の場合は、検査前5時間以上の絶食が必要となります。お水やお茶などはかまいませんが、糖分を含むジュースやスポーツ飲料などは飲まないでください。また、検査前に体を動かすと、くすりが筋肉に取り込まれ、正しく診断されないおそれがあるため、運動(長時間の歩行、筋肉トレーニング、肩に重い荷物をかけることなど)はできるだけお控えください。

ご相談・ご予約

検診受付(外来係)
TEL:087-891-2055