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消化器内科

病態に応じた最善の治療を遂行します。

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正木 勉 科長(教授)

正木 勉 科長(教授)

消化器内科・肝臓グループ

診療内容

肝癌の内科的治療

肝細胞癌に対する内科的根治術として当科では、いち早くラジオ波焼灼(RFA)療法を導入、以降今日に至るまでreal time virtual sonography(RVS), ソナゾイド造影超音波など常に最新の技術を取り入れながら、全国的にみても有数の治療実績を積み重ねてきました。最近の当科における肝細胞癌治療において特筆すべきは、脈管浸潤を伴う進行肝癌に対する放射線療法を併用したリザーバ動注療法です。
化学療法のレジメンとしてはCDDP+リピオドールの動注後に5-FUの持続投与を行うNew FP療法を使用しています。門脈腫瘍栓や肝静脈腫瘍栓を伴う様な症例に対して従来は有効な治療手段がありませんでしたが、当科ではすでに15例以上にリザーバ動注+腫瘍栓に対する放射線治療を施行し、高い奏効率が得られておりCR例も見られています。

肝炎および自己免疫性肝疾患に対する治療

C型慢性肝炎治療においては、ペグインターフェロン(PEG-IFN)、リバビリンにDAA製剤(Direct Acting Antivirals)を加えた3剤併用療法を平成24年1月から開始しており、特に平成25年12月からは第一世代DAAであるテラプレビルと同等の抗ウイルス作用を有し、さらに副作用が非常に少なくなった第二世代DAAのシメプレビルを導入し、安全で高いウイルス学的著効率を得ています。
今後続々と登場する新たなDAA製剤を導入しながら、C型慢性肝炎の治癒率100%を目指していくつもりです。また治療効果予測のための患者さん側およびウイルス側の遺伝子解析など、現在大学病院など限られた施設でのみ可能な検査も行っています。
B型慢性肝炎においては、最終治療目標であるHBs抗原陰性化を目指した最新のインターフェロン治療を導入、開発しています。原発性胆汁性肝硬変、自己免疫性肝炎などの難治性肝疾患に対しても最新の治療法を積極的に導入しています。

肝疾患に関する研究

基礎的研究として、肝細胞癌における細胞周期関連タンパクのプロテインアレイやmicroRNAアレイを用いた網羅的な遺伝子発現解析を行っています。
さらに次世代シークエンサをいち早く導入し、肝細胞癌の病期ごとの全エクソンシークエンス解析を開始する予定であり、今後は臨床に直結する研究、すなわちトランスレーショナルリサーチを目指していく方針です。
臨床研究では、脈管侵襲を伴う高度進行肝細胞癌に対する放射線治療併用動注化学療法の開発、肝細胞癌に対する新規腫瘍マーカーの開発、NASHその他の各種慢性肝疾患におけるファイブロスキャンを用いた非侵襲的肝繊維化評価の研究などが進行中です。

対応疾患

肝疾患全般


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消化器内科・消化管グループ

診察内容

内視鏡検査

・上部消化管内視鏡検査
胸焼け、胃痛、胃部不快感といった症状や胃がん検診で精密検査が必要となった時などに行います。のどの麻酔ののちに口から内視鏡をいれて食道、胃、十二指腸の検査をします。食道炎、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃ポリープなどの良性疾患や食道癌、胃癌などの悪性疾患の診断を行います。

・大腸内視鏡検査
大腸がん検診で要精密検査となった時や便通異常、血便などの時に行います。
大腸ポリープ、大腸がん、憩室、腸炎などの診断を行います。

内視鏡治療

・内視鏡的止血術
胃潰瘍や十二指腸潰瘍からの出血に対して薬や器具を使用して出血を止める処置をします。

・食道静脈瘤の治療
食道静脈瘤硬化術や結紮術といった出血を防止する処置を行います。

・異物摘出術
間違って飲み込んだ義歯などを内視鏡をつかって取り出します。

・内視鏡的粘膜切除術
早期胃癌や大腸ポリープを内視鏡で治療します。

・内視鏡的粘膜下層剥離術
いままでは内視鏡では取りきれなかったような大きな早期胃癌などを治療する新しい治療法です。

炎症性腸疾患の治療

潰瘍性大腸炎やクローン病の治療を行います。白血球除去療法や抗TNF-α抗体といった新しい治療法も行っています。

対応疾患

逆流性食道炎,食道癌,胃炎,胃潰瘍,十二指腸潰瘍,胃ポリープ,胃腺腫,胃粘膜下腫瘍,胃癌,腸炎,
虚血性腸炎,潰瘍性大腸炎,クローン病,過敏性腸症候群,大腸ポリープ,大腸がん,腸閉塞,消化管異物など


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消化器内科・胆膵グループ

診察内容

超音波内視鏡を用いた診断治療

超音波内視鏡を用いて膵癌や胆道癌の早期発見に努めています。
また、超音波内視鏡を用いた内視鏡的治療も積極的に取り組んでいます。

ERCP(内視鏡的逆行性膵胆道造影)を用いた治療

胆、膵疾患に対する内視鏡的治療全般を行っています。鎮静剤を使用しますので、苦痛はほとんどありません。下記以外にも膵石、主膵管狭窄(慢性膵炎)、膵仮性嚢胞、肝内結石などに対する内視鏡的治療を行っています。

総胆管結石に対する内科的治療

総胆管結石を内視鏡的に摘出する方法です。鎮静剤を投与して施行しますので、苦痛はほとんどありません。
ほとんど全ての総胆管結石を内視鏡的に治療しています。

閉塞性黄疸に対する治療

内視鏡を用い、狭くなった胆道に金属やプラスチックのチューブを挿入して、黄疸を下げるとともに症状を改善させます。
手術によらない治療、負担の少ない治療であり、30分~1時間以内に通常終了します。

対応疾患

膵、胆嚢、胆管の各種疾患(癌、炎症、結石など)


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