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乳腺内分泌外科

自分たちの一番大切な人に行う医療をアート(技術)、ハート(思いやり)、サイエンス(科学的根拠)に基づいて患者さんに提供します。

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紺谷桂一准教授

紺谷桂一准教授

診療内容

乳癌に対し早期診断と個々の患者さんに適したテーラーメイドの治療を行います。

原則的に手術療法が初期治療として行われます。手術は乳房温存手術と乳房切除術が中心となります。腫瘤が3センチ以下で病変の拡がりが軽度の場合には乳房温存手術が選択されます。腫瘍が大きいか病巣の拡がりが高度の場合には乳房切除術が適当と思われます。腋下のリンパ節廓清(リンパの掃除)を併せ行います。比較的早期癌では、センチネル(見張り番)リンパ節のみを切除しリンパ節廓清を省略することがあります。さらに乳房切除が適切と判断された症例にも、乳房皮膚と乳輪を温存し内側の乳腺のみをくりぬく“乳腺全摘出術”も行っています。術後くりぬいた部分にシリコンを埋入することによって乳房のふくらみを再現することができます。(形成外科と協力して手術を行います。)

補助療法として化学療法、内分泌療法や放射線療法を個々の症例に応じて行っています。当科における乳癌手術症例(316例)の10年生存率は84%であり、全国平均(75%)よりかなり優れていると言えます。
早期診断と個々の患者さんに適したテーラーメイド治療を心がけています。

良性の乳腺腫瘍に対しては出来るだけ患者さんの負担を少なくします。

線維腺腫、葉状腫瘍、嚢腫などが手術の対象となります。局所麻酔下に外来手術で摘出することが可能ですが、若い女性あるいは腫瘍が複数ある症例に対しては、美容上の問題を考慮して内視鏡下手術を行っています。この方法は正面からは目立たないように腋下に3~4センチの皮膚切開を加え、カメラを挿入して腫瘍を摘出する方法です。全身麻酔下手術となりますので3日間の入院が必要となります。

内分泌疾患に対して低侵襲の治療を行っています。

甲状腺疾患と副甲状腺疾患に対する診療を行っています。甲状腺疾患では腫瘍(甲状腺癌、良性腫瘍)が手術対象になります。またバセドウ病でも薬物治療が無効な場合には手術を行うことがあります。副甲状腺腫瘍はホルモン過剰のため尿路結石や骨粗鬆症を伴うことが多く、手術が標準治療となります。当科では開院以来1000例以上の甲状腺・副甲状腺手術経験があります。通常前頚部に5,6センチの皮膚切開を加え、できる限り後遺症の残らない低侵襲手術を心がけています。

対応疾患

乳癌、良性乳腺腫瘍、甲状腺癌、良性甲状腺腫、副甲状腺腫瘍、副腎腫瘍などの乳腺内分泌疾患

データ