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小児外科

こどもにハンディキャップを残さない外科治療・手術を目指しています。

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下野隆一科長

下野隆一科長

診療内容

赤ちゃんの外科(新生児外科)

新生児(生まれてすぐの赤ちゃん)は、全身の臓器が未熟なため手術のみでなく術前、術後の管理も高度な技術が必要です。このような赤ちゃんは、総合周産期母子医療センターで適切な治療を行っています。最近は、超音波検査などで生まれる前に手術が必要な病気が見つかることが増えており、産科、新生児科と協力して治療に当たります。

術後のQOLを考慮した手術

QOLとは、“Quality of Life”の略で、生活・人生の質を意味します。治療によって何らかの障害が残るとQOLの低下を招きます。

  1. 手術痕は極力目立たないよう形成外科的な手技を応用しています。
  2. 良好な排便機能を得るために、直腸肛門奇形では工夫を加えた肛門形成術を、ヒルシュスプルング病では開腹せずに正常腸管を引き降ろす術式を行っています。
  3. 漏斗胸の手術は、側胸部の小さな傷のみで行える金属Barで胸骨を挙上するNuss法を採用しています。
  4. 膵・胆管合流異常、胆道拡張症では手術のあともさまざまな問題が起こりやすいので、それを防ぐための術式を工夫しています。

小児泌尿器手術

  1. 停留精巣は不妊の予防のため手術時期が早くなっており1-2才前後に行います。
  2. 水腎症、膀胱尿管逆流症は尿路感染を期に見つかることが多く、尿路感染を起こしたときはこれらの病気が無いか検査を受けられることをお勧めします。
  3. 尿道下裂は、泌尿器科小児グループと共同で治療を行います。

対応疾患

  • 新生児疾患:食道閉鎖、十二指腸・小腸閉鎖、横隔膜ヘルニア、臍帯ヘルニア、腹壁破裂、ヒルシュスプルング病、直腸肛門奇形(鎖肛) など
  • 消化管疾患:肥厚性幽門狭窄、胃食道逆流症、腸重積、便秘、下血 など
  • 肝・胆・膵疾患:胆道閉鎖、膵・胆管合流異常(胆道拡張症)、門脈圧亢進症 など
  • 呼吸器疾患:先天性嚢胞状腺種様奇形(CCAM)、肺分画症、気管狭窄 など
  • 泌尿器疾患:停留精巣、包茎、水腎・水尿管症、膀胱尿管逆流症、尿道下裂 など
  • 悪性腫瘍:神経芽腫、ウイルムス腫瘍、肝芽腫、奇形腫、横紋筋肉腫 など
  • その他:鼠径ヘルニア、臍ヘルニア、漏斗胸、正中頸嚢胞、耳前瘻(洞) など

データ