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先進医療

先進医療の紹介

【先進医療とは】 
 先進医療については、平成16年12月の厚生労働大臣と内閣府特命担当大臣(規制改革、産業再生機構)、行政改革担当、構造改革特区・地域再生担当との「基本的合意」に基づき、国民の安全性を確保し、患者負担の増大を防止するといった観点も踏まえつつ、国民の選択肢を拡げ、利便性を向上するという観点から、保険診療との併用が認められた制度です。

【先進医療の費用について】
 先進医療に係る費用については全額自己負担になります。
 ただし、先進医療に係る費用以外の、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は、一般の保険診療と同様に保険給付されるため、各健康保険制度における一部負担金を支払うこととなります。

☆ 本院では以下の先進医療を実施しています。

◆抗悪性腫瘍剤治療における薬剤耐性遺伝子検査

 腫瘍の原因はまだまだわかっていないものがたくさんあります。しかし、一部の腫瘍の中には元々自分の持っている「遺伝子(DNA)」の一部が変化して腫瘍が生じることが最近わかってきた種類のものもあります。また、腫瘍に由来する遺伝子が治療に抵抗を示すようになることもわかってきました。もちろん、腫瘍の中だけで起こった、この「変化した遺伝子」は親から子へ遺伝するという心配はありません。
 こうした腫瘍由来のDNAを調べることによって、腫瘍の原因や性質をよりよく理解し、個人個人の治療法の選択(テーラーメイド治療)を確立するため、香川大学医学部では倫理委員会の認可に基づいて、腫瘍の治療抵抗性に関係する遺伝子を検索する研究を行っています。
 遺伝子検査の結果について、プライバシーは最優先で守られますので、ご本人やご家族、そして今後発症する可能性のある多くの方々のために、是非ご理解とご協力を賜わりますよう、お願いいたします。


◆急性リンパ性白血病細胞の免疫遺伝子再構成を利用した定量的PCR法による骨髄微小残存病変(MRD)量の測定

 小児白血病は、小児がんの中で最も頻度が高く、その多くが急性リンパ性白血病です。近年の治療の進歩により、7割の方は標準治療で寛解を維持できるようになっています。
 しかし、残りの方は、非完解や寛解後再発、2次がん等の状態になる可能性があり、治療法の強度を変更する必要があります。
 免疫遺伝子再構成を利用した定量的PCR法による骨髄微小残存病変(minimal residual disease = MRD)量の測定は、より正確な予後予測が可能となり、造血細胞移植の適応の判定になることがあります。
 当院では、ALL-B12という治療研究に参加し、さらに標準治療では困難な方を対象に、名古屋医療センターに委託して測定してもらう体制になっています。


◆LDLアフェレシス療法

 糖尿病性腎症の方の中でも、蛋白尿が多くLDLコレステロール値が高い患者さんでは腎機能低下速度が早いことが知られていますが、これまで有効な治療法がありませんでした。
 この先進医療では血液中のLDLコレステロールを取り除くLDLアフェレシス療法を実施することで、尿蛋白の改善や、腎機能保護作用が期待されます。LDLアフェレシス療法は、入院もしくは外来にて週に1~2回施行し、合計10回行います。LDLアフェレシス療法に必要な血流量は短期もしくは長期留置型カテーテルを用いて採取します。


◆FDGを用いたポジトロン断層・コンピューター断層複合撮影による不明熱の診断 不明熱(画像検査、血液検査及び尿検査により診断が困難なものに限る。)