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小児科

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診療内容

当院小児科は教育病院として、スタッフ・医療設備が充実しており、高度の先進医療を行う体制をとっています。一般小児部門(24床)では各種感染症など一般的な疾患から、各分野の専門的な治療を要する難病まで幅広く診療を行っています。
血液・腫瘍グループでは白血病や悪性リンパ腫などの血液疾患や神経芽細胞腫、骨肉腫などを小児外科や整形外科、脳外科など各科と連携して化学療法や放射線療法、臍帯血バンクからの移植などの治療を行っています。アレルギーグループでは気管支喘息やアトピー皮膚炎、食物アレルギーなどの診療を行っています。経口食物負荷試験を積極的に行う(年間600件)とともに、小児アレルギーエデュケーターによる個々の患者に合わせた診療を行っています。
小児神経グループでは急性脳症やてんかん、神経筋疾患や自閉症スペクトラム障害や調整欠如多動性障害などの発達神経症まで幅広い疾患を対象としています。また重症心身障害児の診療にも積極的に取り組んでいます。
小児栄養・消化器・肝臓グループでは慢性肝疾患や炎症性腸疾患などの消化器疾患の診療を小児外科や消化器内科と連携して行っています。四国では唯一となる小児科医による上部消化管内視鏡やカプセル内視鏡などの検査も積極的に行っています。小児腎臓グループではネフローゼ症候群や慢性糸球体腎炎、尿路感染症などの診療を小児外科や泌尿器科と連携して行っています。
小児科病棟では長期入院の小中学生の勉学の場となる院内学級を設置し、また乳幼児を対象に院内保育士による保育も行っています。また医療者だけでなくクリニクラウンや様々なボランティアの方々にもご協力いただき、夏祭りやクリスマス会など楽しい時間を過ごすとともに成長発達にあわせた関わりをもち、闘病生活を送る子供たちゃご家族に少しでも安心して過ごして頂けるように心がけています。

早産児新生児については、平成17年度より総合周産期母子医療センターとして認可を受けたことに伴い、NICUの病床数が増え、他院でのハイリスク分娩の立会いや新生児搬送も含めた患者さんの受入れ、並びに新生児の集中治療を 24時間体制で行っております。
治療成績は、平成30年は、超低出生体重児11名、極低出生体重児27名を含む総入院患者数189名でした。なお、NICUではご両親に昼夜を問わず、面会できる体制をとっています。

対応疾患

小児内科疾患全般

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