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女性内視鏡外来

女性専用の‘女性内視鏡外来の開設’ 
~女性医師が行う大腸内視鏡検査による女性の検診率向上を目指して~

診療内容

 2019年度の大腸癌の死亡数統計では、男性で3位、女性で1位、罹患数統計は、男女総数1位であり、死亡率の年次推移も右上がりに上昇しており、大腸内視鏡検査の重要性は増加しております。
 大腸癌のほとんどは、大腸ポリープが増大するに伴って癌化する特徴があります。
 大腸癌検診のスクリーニング検査として、便潜血検査がありますが、大腸ポリープに対する感度は大腸内視鏡検査(75-85%)である一方、便潜血の感度は55%と、癌やポリープがあっても、陽性にならない事があります。症状がない段階で大腸内視鏡検査を受けて頂き、小さなポリープの段階で治療を受けて頂きますと、大腸癌を早期に予防する事ができます。
 被検者にとって受け入れやすさは、がん検診を受ける上で重要なファクターです。特に女性にとって大腸内視鏡は、羞恥心や不安から女性内視鏡医への要望も増え、その専門外来も開設されつつあります。女性被検者は男性被検者に比べ女性内視鏡医を希望する割合が高く、若年被検者や検査未経験者でその傾向がより顕著であったとされています。   
 そこで今回、女性がん死亡率1位の大腸癌から女性を守るために受け入れられやすい女性内視鏡外来を開設させて頂きました。
 女性消化器内視鏡専門医が女性スタッフ(看護師・内視鏡技師)とともに、最新の内視鏡システムを使用し、苦痛の少ない、質の高いスクリーニング検査から内視鏡治療まで提供します。また、希望者には鎮静剤による静脈麻酔や日帰りでのポリープ切除も行っております。また、同日に行う胃内視鏡検査・大腸内視鏡検査のセット検査にも対応致します。

対象者

 胃内視鏡検査及び大腸内視鏡検査を希望する女性の方。
  (例)
 胃バリウム検診異常または便潜血検査陽性の方。
 腹部症状のある方で、内視鏡検査希望の方。
 自費負担で検査希望の方。

診療時間

 毎週月曜午後:14:00~16:00
 予約制

ご予約・お問い合わせ

 香川大学医学部附属病院 消化器内科 講師 小原英幹

 他機関からのお問い合わせは、総合地域医療連携センターへお願いいたします
 
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 E-mail:josei-e@kagawa-u.ac.jp
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