トップページ診療科紹介脳卒中診療部

脳卒中診療部

脳卒中診療部

診療内容

 脳卒中(特に脳梗塞急性期)の治療は、2015年にN Engl J Medにて機械的血栓回収療法の有効性が発表されて以来、大きな変化を迎えています。原則はこれまで通りに発症から4.5時間以内の超急性期脳梗塞はtPA静注療法が行われますが、2015年の報告では4.5時間を超えた脳梗塞でも大きな脳梗塞のない脳主幹動脈閉塞症では、血栓回収療法が有意に機能予後を改善することが証明されました。さらに、2017年には発症から24時間経過していても、症例によっては機械的血栓回収療法が有効なことも報告されました。こういった報告を契機に、血栓回収療法のためのデバイスも新たなものが多数開発(現在も開発中のものも)され、血管内治療のデバイスも技術も進歩してきています。
 また、2018年には「脳卒中循環器病対策基本法」が国会で可決されました。また、脳卒中急性期治療の均霑化(特に血栓回収療法)を行うため、詳細はまだ決定しておりませんが一次脳卒中センター、血栓回収脳卒中センター、包括的脳卒中センターとして、各診療施設でのすみわけが行われていくことが決定しています。香川大学では、香川県の脳卒中診療のHUB施設としての役目を担う必要があります。全ての高度な脳卒中急性期治療が24時間365日間対応できることが最低限の条件となります。
 脳卒中の急性期治療はマンパワーが必要です。脳卒中診療部では、これからも脳神経外科、救命救急センター、関係のコメディカルスタッフとも協力して診療を行っていきたいと考えています。

対応疾患

脳梗塞急性期、脳出血急性期、くも膜下出血、脳動脈脈奇形、難治性の脳動脈瘤など脳卒中全般

受診の流れ

救急搬送による受診、他施設からの紹介

データ

2018年の実績
脳梗塞:60例(うちtPA静注療法:11例)
脳内出血:30例
くも膜下出血:25例
その他:7例
関連した手術件数:52件


開頭術による緊急手術についての図

開頭術による緊急手術について

脳血管に閉塞した血栓を脳血管内治療で回収についての図

脳血管に閉塞した血栓を脳血管内治療で回収について

回収された血栓についての図

回収された血栓について