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ゲーム症外来について

ゲーム症外来について

 現在、ゲーム症(障害)に陥っている方が、インターネットの急速な普及に伴い、急速に増加していると見られます。この傾向は、このコロナ禍により、より加速しています。
 ゲーム症は、国際疾病分類第11改訂版(ICD-11)において、「ゲームへの制御が損なわれ、他の興味や日常的活動より優先するほど他の活動よりゲームの優先度が高くなり、さらに悪い結果が起こったにもかかわらずゲームを続けるかエスカレートすることを特徴としたゲーム行動様式(「デジタルゲーム」または「ビデオゲーム」)」と定義されています。ゲーム症と診断するには、その行動様式が個人的、家族的、社会的、教育的、職業的または他の重要な機能領域に重大な障害をもたらすほど深刻でなければならず、通常少なくとも12か月間持続していることが要点となります。

 WHOホームページには、以下のように説明されています。

Gaming disorder is defined in the 11th Revision of the International Classification of Diseases (ICD-11) as a pattern of gaming behavior (“digital-gaming” or “video-gaming”) characterized by impaired control over gaming, increasing priority given to gaming over other activities to the extent that gaming takes precedence over other interests and daily activities, and continuation or escalation of gaming despite the occurrence of negative consequences.For gaming disorder to be diagnosed, the behaviour pattern must be of sufficient severity to result in significant impairment in personal, family, social, educational, occupational or other important areas of functioning and would normally have been evident for at least 12 months.
(WHOホームページ Q&A Detail/Addictive behaviours: Gaming disorderより引用)

 私達(香川大学医学部精神科)は、この急増し、社会的に問題となりつつある「ゲーム症」に対して、2021年5月より、ゲーム症外来を開設することといたしました。「ゲーム症」は、未知の領域であり、今後の診断・治療法の開発を要する分野です。本外来においては、「香川県ネット・ゲーム依存回復プログラム(i Swing)」を用いて診療を行う予定としております。香川県ネット・ゲーム依存回復プログラム(i Swing)は、香川県ネット・ゲーム依存症対策条例が2020年4月1日に施行されたことに伴い、香川県ネット・ゲーム依存回復プログラム作成ワーキンググループによりが作成されたものです。このプログラムを有効に用いることにより、「ゲーム症」の治療に繋げたいと考えております。また、「ゲーム症」は未知の分野であることから、外来受診される方には、研究にご協力を頂くことをお願いすることがあります。その際には、研究の内容などをご確認、ご理解の上、ご協力をお願いいたく存じます。もちろん、お断りされても、診療には一切の影響はありません。
 「ゲーム症」の克服に向けて、診療科一同邁進いたしますので、よろしくお願いいたします。

【外来日時】
  毎月第2,4水曜日に1枠ずつ
  13時受付、13時より予診、14時より診察予定
  (尚、都合により時間変更がありますのでご容赦ください)

【外来場所】
  精神科外来

【予約方法】
  月曜・火曜・木曜・金曜の午前中に精神科外来に電話して予約する