2022年10月28日
こんにちは。私たちはクリティカルケア認定看護師です。もともとは、救急看護認定看護師、集中ケア認定看護師と活動していましたが、特定行為研修を終了し、認定看護師の活動とともに特定行為看護師としても活動しています。
皆さんは特定行為看護師の活動を知っていますか。看護師の役割は「療養上の世話」と「診療の補助」に大別されます。特定行為は診療の補助に該当します。看護師は、医師の指示のもとに薬剤調整や人工呼吸器の設定変更をしますが、特定行為看護師は、手順書があれば、自分自身で判断して診療の補助を行うことができます。
私たちクリティカルケア認定看護師は、院内に現在3名在籍し、救命救急センターICU、集中治療室、消化器外科・乳腺内分泌外科病棟でそれぞれ勤務しています。働く場所は違えど、重症な患者さん及びそのご家族に対する看護を専門とし、手術後や救急車で搬送された呼吸・循環などに障害のある患者さんに対し、全身の管理や支援・早期リハビリテーションなど実施することで、患者さんの早期回復・早期社会復帰を目指しています。また、COVID-19の影響で面会がままならないご家族への看護も大切にし、少しでも不安が緩和できるような看護に努めています。
大変な看護をしていそうだなと思われるかもしれませんが、決して一人で看護をしているわけではなく、よりよい看護が提供できるように自部署のスタッフとのコミュニケーションを大切にしています。熱くなりましたが、毎日こんなふうに看護しています。
2022年10月26日
こんにちは。研究では、看護師は認定看護師に患者さんや家族対応の適切な指導や相談、ケアの教育的支援などを求めていました。これらの結果をもとに、今後も患者さんやご家族の苦痛が少しでも緩和できるような活動をしていきたいと思います。また、今回、同じように日々緩和ケアに奮闘している認定看護師教育課程の同期にも約3年ぶりに再会できました。同期もさまざまな困難な事例に取り組んでおり、切磋琢磨できる同期がいることをとても幸せに感じました。
最後に、私の家族であるフレンチブルドックが3歳になりました。体重が11㎏を超え、パワーは負けるぐらい成長しています。犬との散歩は私のリフレッシュの時間だけでなく、頭の中の整理や体力維持の時間にもなっています。頭脳や体力の限界を感じる時もありますが、これからも前に進んでいきたいと思います。
2022年9月15日
Aママナース
育休明けで今年の5月から放射線部・内視鏡診療部に配属になりました。外来・病棟の患者様をはじめ、診療放射線技師、各診療科の医師や看護師など本当に多くの人と関わるので、顔と名前を覚えるのに必死ですが、とても新鮮な気持ちで働いています。病棟とは違い、患者様と関わる時間も数分~数時間で、その短時間でいかに自分の看護が提供できるか考えながら取り組んでいます。
5月から育休明けで放射線部・内視鏡診療部に配属になりました。外来だからこそ一期一会の短い時間で適切な看護が求められる現状に初めは戸惑いもありました。しかし「あなたがそばにいてくれたから安心して検査が受けられたわ」と患者さんからお言葉を頂き、少しずつやりがいを感じることができました。
そして何より子育てについて相談できる先輩が沢山いることがとても心強いです。毎日育児と仕事に奮闘していますが、やりがいをもって毎日を過ごしていきたいと思います。
放射線部・内視鏡診療部で育児短時間勤務をしている2児の母です!
育児復帰する時には仕事と育児の両立ができるかとても不安でした。先輩方が優しく教えてくれて、検査治療部門ということもあり全領域の知識が必要で学ぶ機会が増えて、とても有意義な時間を過ごすことができています。
2022年9月12日
2021年10月に、新型コロナウィルス感染症疑い患者に対するトリアージ施設が完成し、約1年が経過しました。運用開始当初は数名の外来看護師と師長さんが担当していましたが、現在は、大半の看護師が就けるよう日々特訓中です。
トリアージ施設は、全診療科の患者さんが利用するため、担当看護師にとっては、初対面の患者さんが殆どで、対応に戸惑うこともありました。また一人でPPEで行う、採血や血培などの処置に苦戦することもありました。困っている時に、すっと現れて助けてくれる、仲間や師長さんはまさに"神"です。今年度に入り、運用を円滑にするため、トリアージ施設使用のフローチャートを作成しました。
しかし、県内のコロナ感染者の増加に伴いトリアージ施設使用患者数も増加し、それと比例するように陽性率も高くなっています。今後、また新たな問題に直面すると思いますが、何でも相談でき行動力のある師長さんと、愚痴や不安を分かち合える仲間がいるので心強いです。
トリアージ施設に携わったことは、コロナ禍だからこそできた貴重な経験であり、自分を成長させてくれるチャンスだと思っています。まだ終わりが見えないコロナ禍ですが、外来看護師全員で収束の日を迎えたいです。
2022年9月 9日
こんにちは。がん相談支援センターです。
相談支援センターの様子を紹介します。
新型コロナ感染症から後、がん相談支援センターでの対応も変わりました。
患者さんやご家族、医療者、みんなで一緒にかき氷を作ったり、折り紙や音楽を楽しんだり。
今は、あたりまえにできた事に制限があります。
イベント企画が難しくなりました。
当日参加でも大丈夫、名乗らなくてもいい、途中退室も問題なし。
来られる方は拒まず、自由に、気ままに、
興味がある人で少し集まりましょう~
そんな風にはできません。さまざまな工夫が必要になりました。
対面交流から、オンライン交流へ。
全国のがん相談支援センターでも少しずつ、取り組みの変化が始まっています。
当院のがん相談支援センター利用者には、パソコン端末やオンライン、機械操作には馴染みがないという方も多くいらっしゃいます。
ほんとうは、対面がよいけど、参加くださる皆さんの感染対策を一番に考えると従来の方法での再開には踏み切れません。
"できそうなことから取り組んでいこう"
当院も、患者支援係と講師の先生方が協力し、がん患者サロンのネット配信を始めました。
なかなか、人気のYouTuber(ユーチューバー)のようにはできませんが。
がんセンターお知らせ一覧からがん患者サロン(YouTube配信)が見られます。http://www.med.kagawa-u.ac.jp/~ccc/news/
香川大学医学部附属病院YouTubeチャンネルで当院のさまざまな情報も配信中です。
よかったら、サイトをのぞいてみてください。
写真のお花は、ハマカンゾウです。多年草の薬草だそうで、新芽は精進料理として食べられるそうです。
2022年9月 5日
私は、集中治療部(ICU)に勤務する3年目の看護師です。先輩の中には集中ケア認定看護師の方や、急性重症患者看護専門看護師の方もおり、看護についての相談もとても親身に聞いてくれます。麻酔科の先生も相談しやすく、看護師と密に連携して治療の進め方をすり合わせてくれます。重症な患者さんも多く、緊張する場面は多いですが先輩や同期の助けがあって充実した毎日を送れています。
1年目は仕事についていくのが精いっぱいでしんどいことも多かったですが、3年目になってプライベートはプライベートとわり切ってオンオフをつけるのも上手になってきました。スタッフ数や経験年数、重症度などにより夜勤回数は多いですが生活リズムが崩れないところが自慢です!休日は料理や愛犬との散歩を楽しんでいます!テニスも好きなので週に一回は運動を兼ねてスクールに行っています。まだまだ学ぶことはたくさんありますが、部署内勉強会もたくさんあり、わからないことは全力でサポートしてくれる部署です!焦らず頑張っていきたいと思います!
2022年8月29日
南病棟2階は、周産期科女性診療科で妊婦さんや褥婦さん、また婦人科疾患を抱えた患者様がおられます。また、その他にも多くの診療科の患者様が入院されます。私たちは、様々な疾患に対応できるよう、休日に疾患や病態、治療について自己で学習したり、病棟で行われる勉強会に参加したりして知識を深めています。何でも話せる同期や優しくて頼りになる先輩方、春から新しく入ってきてくれた後輩たちに支えられながら、日々業務を行うことができていると感じています。
今回はそんな2年目看護師私たち2人の休日のリフレッシュ方法について紹介します。
私は休日家でゆっくりする日もあれば、車でドライブをする日もあります。コロナ禍で、県外への遠出は出来ませんが、先日は観音寺市へドライブに行き、父母之浜や雲辺寺に行きました。雲辺寺は標高が927mあるため、ロープウェーを使ってアクセスしました。平地に比べたらとても涼しくて、紫陽花が綺麗で癒やされました。
私は休日に、お菓子やパンを作ったり編み物をしたりして過ごしています。といっても、始めたのは本当に最近のことで、まだまだうまくできない事の方が多いです。なのでこれから練習を重ねて、よりおいしいものを作れるようになりたいと思っています。
これからも、自分に合ったリフレッシュ方法でリフレッシュしつつ、患者さんを第一に考えた看護が提供できるように頑張っていきたいです。
2022年8月25日
こんにちは。特定行為研修センターです。皆さんは「看護師の特定行為研修」をご存じですか?
この研修は、今後の在宅医療や急性期医療を推進するため、「医師があらかじめ作成した『手順書』により一定の診療補助を行う看護師」を養成する研修です。香川大学は看護師の特定行為研修の指定研修機関として2020年から当院および地域の看護師を対象に研修を開講しています。
研修は4月~翌年3月の1年間のコースです。 eラーニングでの講義や登校での演習授業、実技実践の実習を通して学ぶことにより、安全で確かな特定行為実践に必要な知識・技術・判断力などの高度な臨床実践能力を身につけます。各科目の修了要件を達成し、かつ筆記試験にも合格すれば、研修修了者として認定されます。
今年度は、県内外で活躍している看護師6名が研修を受講しています。登校日には、臨床経験豊富な先生方から、臨床判断の道筋や実技のコツを学んでいます。
特定行為研修についてもっと知りたい方、研修受講を考えている方、ぜひホームページをご覧ください。研修の様子や研修生・研修修了者の声も掲載中です。ホームページはこちら→→→ https://kagawadai-tokutei.jp
研修生の登校に備えて、研修生室をピカピカに磨いてお待ちしています。
2022年8月15日
2年目になって、プライマリーナースとして患者さんに指導をする機会が増えました。
循環器疾患の多くは、退院後も患者さんが自身の病気と向き合っていかなければなりません。そのため、確実な内服や定期的な受診、セルフモニタリング、生活習慣の改善などが重要です。私たち看護師は、患者さんが自身の疾患を理解し、生活を見直すきっかけが作れるよう自宅での生活状況を伺いながら、今後の生活に応じた指導を心がけています。指導方針に迷った時は、毎週実施している「患者カンファレンス」で指導方針について話し合い、多職種と連携しながら病棟全体で患者さんに応じた指導ができるよう取り組んでいます。
心臓血管センターのスタッフは元気で明るく、相談しやすいところが魅力です
2022年8月12日 東病棟3階は泌尿器・副腎・腎移植外科、腎臓内科、血液浄化療法室を担当している病棟です。手術や腎臓移植、化学療法、放射線療法、透析導入など先進医療技術を駆使した治療を受ける方々を対象にしています。昨年度からユニット化が始まり、外来や透析室と一体化したことでスタッフの数も増え、和気あいあいとした活気のある病棟になっています。 また、当病棟ではWOC認定看護師や腹膜透析指導看護師、血液透析看護師、移植レシピエント・コーディネーターなど専門的知識を持つ看護師が所属しています。そのため、患者さんとより深い関わりが行え、看護の提供につなげることができています。 そんな東病棟3階に今年度は3名の新採用者を迎えました。初めのうちは先輩についていくことで精一杯の新人看護師も少しずつできることが増え、患者さんとも笑顔でコミュニケーションをとっている姿をよく見かけます。まだ、2か月程度しか経過していませんが、「患者さんの思いに寄り添った看護を行う」、「患者さんを全人的に捉える」など、しっかりとした看護師像を持ちながら東病棟3階看護師の一員として活躍してくれています。 外科と内科の両側面を持った病棟であり、若手からベテラン世代まで幅広い年代のスタッフ達やフレンドリーな先生達で構成された明るく元気な東病棟3階で一緒に働いてみませんか?病棟スタッフ一同お待ちしています!東病棟3階で勤務している3年目看護師です!