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Wind of olive(オリーブの風)

日本で27人!

2022年12月15日

インターネットで「日本で27人」と検索すると、「日本代表27人発表 サッカーW杯最終予選、次戦勝てば出場決定」と今年3月のネット記事が出てきました。この時はまだ、日本代表がこんなにもワールドカップを盛り上げてくれるとは誰も想像していなかったですよね。ということで、こんにちは。日本で27人の災害看護専門看護師の一人です。

普段は救命センターで看護師をしながら、院内の病棟災害係の人からの相談を受けて一緒に災害アクションカードの見直しや災害訓練を企画したり、看護師だけでなく多職種の人と話をして病院全体の災害マニュアルの修正や訓練の準備をしたり、院内外の災害研修の講師をしています。平成30年の西日本豪雨災害では香川大学医学部附属病院DMATとして倉敷に行って被災者の方の支援に携わらせてもらったりもしました。

災害現場は特殊な状況、複雑な問題、悲惨な現実と対峙する時もあります。それでも災害時には専門職として、より良い医療、看護の提供が継続できるよう日頃から看護師や医療に関わる皆さんに防災の重要性や具体的な方法を伝えたり一緒に考えていくことが災害看護専門看護師の役割の一つだと思っています。

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話は戻りますが、サッカーワールドカップ、日本代表の活躍もさることながら、本田圭佑さんの解説、面白かったですね。高いレベルを経験した人が、専門的な事を視聴者に分かりやすく伝えながらも、お茶の間で見ている人と同じように感情的な大声を出す。見ていてこんなに面白い解説はないなと、サッカー観戦と同じように解説も楽しませてもらいました。私もより多くの看護師が災害看護や防災について関心を持ってもらえるように、難しいことを分かりやすく、興味を持ってもらえるような話をちりばめながら、これからも、研修や訓練を企画していこうと思っています。

災害医療、災害看護に興味がある方は、所属や職種、病院は関係なく熊野に声をかけてください!一緒に防災をしてくれる仲間、大募集中です!

感染管理認定看護師に合格しました!!

2022年12月13日

認定看護師を目指し、試験に合格するまでの道のりは長かったですが、同じ道を目指す仲間にも出会い、充実した日々を過ごせました。この写真は、卒業式に仲のいい友人とレジェンド級の恩師と一緒に撮った写真です。

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私は各分野のエキスパートの看護職である認定看護師に憧れがあり、学生時代の卒業研究で認定看護師について研究をするほどでした。認定看護師の中でも感染管理を目指した理由は、組織横断的に活躍し、みんなに頼られている感染管理認定看護師の先輩の姿に憧れを抱いたからです。そんな私は現在、感染対策室で院内の感染対策に従事しており、感染管理認定看護師の先輩の活躍を側で感じながら、良い刺激をもらい毎日頑張っています。

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この写真は、学校の授業で訪れた千葉にある成田山参道の鰻です。認定看護師教育課程では、もう一度学生気分が味わえてとても有意義な時間でした。これから認定看護師として、現場とのコミュニケーションを大切にし、現場に合わせた感染対策を一緒に考えることを心掛けていきたいと思っています。





看護部ホームページ用写真撮影しました!

2022年12月 6日

先日、看護部ホームページ用の写真撮影を行いました。

天候が心配でしたが、少しだけ太陽の日差しがみられた時間に撮影することができました。

この写真はヘリポートの撮影風景です。

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カメラマンの方は、高いところが苦手と言っていましたが、流石プロ!

寒空の中、ステキな写真をたくさんとっていただきました。

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ヘリポート以外にも、看護師の業務風景などを1日かけて撮影していただきました。

今後、看護部ホームページのリニューアルをしていく予定ですので、皆様楽しみにしていてください。


手術室看護認定看護師のつぶやき

2022年12月 1日

去る11/411/5、第36回日本手術看護学会年次大会が名古屋国際会議場で開催され、現地参加してきました。現地開催は実に3年ぶりとなります。

今回の学会はオンデマンド配信と現地参加のハイブリッド方式での開催でした。全国から2000人を超える参加者があり、手術看護への熱い思いを感じ取る事ができ、学会は現地開催するべきだなあと思いました。

今回のテーマは周術期看護の大切なもの-患者中心の周術期看護を目指したチーム連携-で、特に今年度診療報酬加算に追加された術後疼痛管理チームの話題等に関心がたかかった印象です。

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この流れで、周術期看護について語ろうかなとも思ったのですが、話はガラっと変わります。

皆さんのリフレッシュ法は何ですか?

私は、年に1~2回は必ず訪れる南の離島でのんびりすることで、気分を切り替えています。いつも決まったリゾートホテルに滞在し、ホントに何もせず「ぼーーーーーーっ」と癒やされています。そこでは、「おじー、おばー」の運転する時速20km位のゆるゆる運転の後にも『イライラ』しない、なぜか緩やかな気持ちになれる魔法がかかるのです。

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コロナ禍となり3年、そのリフレッシュ法はお休み中...近い未来、来年には再開できることを願っています。

こんにちは。 小児救急看護認定看護師です。

2022年11月24日

私が小児看護に興味を持ったきっかけは学生時の実習でした。

担当のAちゃんが手術を受ける前に、Aちゃんとお母さんと一緒にキワニスドールというAちゃんの分身のような人形を作り、その人形を使って手術について説明しました。

点滴や手術の流れなど、人形で一緒に遊びながらAちゃんが頑張れるお手伝いをさせてもらい、看護の力について学ぶことができたと思います。

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卒業後、その小児病棟で働いたあと、様々な疾患や急変時に対応できるようになりたいと考え、救命救急センターへ異動しました。

救命救急センターで小児看護について周りの方から様々なことを聞かれたのですが、それに答えられるだけの知識も経験も自分に足りないと実感しました。

もっと小児看護や救急について学びたいと思い、小児救急看護認定看護師を目指すことにしました。


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今は小児救急看護認定看護師として、日々の看護や院内外の研修、救急隊員の方々との虐待対応研修も企画・開催しています。子どもの見方・看方・診方を学び、伝えることで子どもの味方が増えるよう願っています。



認知症看護認定看護師の活動についてお伝えします。

2022年11月18日

現在、認知症看護認定看護師は2名で活動しています。

認知症を持つ患者さんは、慣れない療養環境、何らかの身体的苦痛を伴う治療によって、混乱を招くこともあります。看護師は、患者さんの個別性に合わせた対応を日々考え、他職種と協働しながら対応しています。私達は、認知症を持つ患者さんが何に困っているのかをスタッフと一緒に考え、療養生活が円滑に進められるお手伝いをさせていただきます。

また、2021年度からは認知症リンクナースの育成をしており、不定期な集まりですが事例検討などを通して意見交換や、学びの共有をしています。今後も認知症リンクナースを増やし、共に認知症看護の質向上に向けて活動していきたいと思います。


ちょっとひと息

今年も大好きな紅葉が見事に色づきました。自分の好きなものを愛でる、楽しむことも大切です。皆さんも自分の好きなものを大切にする時間をとって、自身を労わってくださいね。

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脳卒中リハビリテーション看護認定看護師です!

2022年11月14日

現在、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師は2名在籍しており、それぞれ救命救急センターICUと救命救急センターで活動しています。

救急車で運ばれた、脳卒中患者を超急性期から亜急性期、回復期に一歩踏み込みかけた時期まで看護をしています。脳卒中リハ認定看護師は、重篤化回避のモニタリングから維持期の生活再構築まで何が必要か、今はどこに重きをおきながら看護するかを考えながら実践を行います。

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脳卒中というと皆さんはどのようなイメージを持ちますか?脳の疾患は難しい、ややこしい...看護師の中でも敬遠されがちな領域かもしれません。また、患者・家族の方からすると寝たきり、障がい者...後遺症を残す病気のイメージが強いと思います。

確かに、発症直後は命の危機、助かっても後遺症が残るなど今まで通りの生活が難しくなることもあります。寝たきりになる病気としては、長く1位を独走していてイメージ通りかもしれません。しかし、脳卒中を起こすとすべての患者さんがすぐに寝たきりになるわけではありません。脳卒中は発症予防も大事ですが、後遺症が重くならない、寝たきりにならないためには再発予防も非常に大事です。生活習慣病とは切っても切れない病気なので、内服管理はもちろん、今までの生活を見直す必要がありますが、制限ばかりでは人生も楽しくありません。患者・家族さんが取り入れやすい、苦にならない生活改善指導を心掛け、再発予防につながるよう説明をしています。

 

今年度、12月に脳卒中リハビリテーション看護認定看護師による公開講座を予定しています。脳卒中看護は楽しい領域ですよ!今回の公開講座では看護の視点で患者の生活に寄り添った再発予防とは?がお伝えできれば良いなと思いますので、ぜひご参加ください。

https://www.med.kagawa-u.ac.jp/~kangobu/education/lectureship.html


皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCナース)2年目です!

2022年11月 7日

皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCナース)とは、Wound(創傷)・Ostomy(ストーマ)・Continence(失禁)に関するケアを専門とする看護師です。私は、当院の先輩WOC3人の,患者さんからもスタッフからも頼りにされている姿に憧れて、皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取得しました。

20224月からは褥瘡専従看護師となり、さまざまな病棟・部署から褥瘡ケアやスキンケアに関する相談をたくさん受け、試行錯誤しながらケア実践に取り組んでいます。患者さんの傷が治るように、ストーマ造設術を受けた患者さんが退院後もストーマケアを継続できるように、先輩WOCのサポートを受けながら、苦労もありますがやりがいも感じ、活き活きと働いています!

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写真は、褥瘡対策チームのカンファレンスと回診の様子です。

 褥瘡対策チームは、形成外科医師、皮膚科医師、皮膚・排泄ケア認定看護師、栄養士、薬剤師の多職種で活動しています。褥瘡は、褥瘡局所のケアだけでなく、療養環境調整、栄養管理、薬剤管理など多様な対策が必要です。①褥瘡を発生させない、②褥瘡が発生した場合は早期治癒を目指す、③褥瘡保有者が入院してきた場合は早期から適切なケアを行う、を目標に病院全体の褥瘡に関するケアが向上できるよう取り組んでいます。

 

先輩WOCに比べると自分はまだまだ未熟ですが、これからもしっかり勉強し患者さんのために頑張りたいです。



2022空色ポスト~浮かべる想い、たぐる気持ち~

2022年11月 4日

さわやかな秋空の中、香川大学医学部附属病院の中庭に、カラフルな風船が浮かびました。

このプロジェクトは、香川大学創造工学部の学生さんが中心となって運営しています。

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患者さん、ご家族、そして医療者の想いを書いた手紙を、大きな風船にくくりつけて浮かべています。コロナ禍で制限されることの多い毎日ですが、学生さんたちの笑顔や、風船を手繰り寄せる子供たちの姿をみて、穏やかな気持ちになれました。

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そんな中、門脇病院長も登場!一番大きな風船に、想いを託されていました。。。

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新生児集中ケア認定看護師です!

2022年11月 2日

現在、新生児集中ケア認定看護師は2名在籍しておりNICUで活動しています。

ハイリスク新生児の急激な変化を予測し、重篤化を予防する看護が提供できるよう日々精進しています。

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出生直後の新生児は胎内から胎外環境へ劇的な変化を遂げます。在胎週数が浅く体重が小さいほど環境に適応することがより困難な状況にあります。新生児自身が持つ力を信じ、家族と一緒に身体的・神経行動学的な発達を助けるケアをチームで取り組んでいます。

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NICUでは、いつでも親子が触れ合い「家族の絆」ができるよう24時間面会を行っていました。しかしコロナ禍により面会制限を余儀なくせざるを得ない状況になり、両親でさえ自由に会えない環境が続いています。長期間離れ離れになる家族もいます。制限がある中でも、両親の不安が少しでも軽減でき、笑顔で過ごせるよう取り組んでいます。

これからも赤ちゃんの笑顔に癒されながらスタッフと一緒に頑張って行きたいと思います。


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