Wind of olive(オリーブの風)

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2022年11月24日
私が小児看護に興味を持ったきっかけは学生時の実習でした。
担当のAちゃんが手術を受ける前に、Aちゃんとお母さんと一緒にキワニスドールというAちゃんの分身のような人形を作り、その人形を使って手術について説明しました。
点滴や手術の流れなど、人形で一緒に遊びながらAちゃんが頑張れるお手伝いをさせてもらい、看護の力について学ぶことができたと思います。
卒業後、その小児病棟で働いたあと、様々な疾患や急変時に対応できるようになりたいと考え、救命救急センターへ異動しました。
救命救急センターで小児看護について周りの方から様々なことを聞かれたのですが、それに答えられるだけの知識も経験も自分に足りないと実感しました。
もっと小児看護や救急について学びたいと思い、小児救急看護認定看護師を目指すことにしました。
今は小児救急看護認定看護師として、日々の看護や院内外の研修、救急隊員の方々との虐待対応研修も企画・開催しています。子どもの見方・看方・診方を学び、伝えることで子どもの味方が増えるよう願っています。