Japar先生はマレーシアのUniversiti Putra Malaysia大学からの留学生でした。イスラム教におけるラマダンの断食中、イフタール (日没時の断食休憩) の食事後に高血糖が認められます。D-アルロースは希少糖であり、食後の血糖値上昇抑制などの健康効果が報告されています。この研究では、ラマダン中に D-アルロースが 2 型糖尿病患者の食後血糖を改善するかどうかを調査しました。10 日間連続して実施された前向き単群研究デザインでした。D-アルロースの摂取は、ラマダン中イフタール後の 2 型糖尿病患者の食後高血糖を改善する可能性を指摘できました。その成果をDiabetology & Metabolic Syndrome誌. “A pilot study on the effect of D-allulose on postprandial glucose levels in patients with type 2 diabetes mellitus during Ramadan fasting “ 2022 Jun 21;14(1):86.に発表され、それを含めて筆頭著者3編、共著4編で2023年3月に大学院を修了されました。

学位取得おめでとうございます。




当科隣接の眼科学教室からのお声掛けにて、“世界緑内障週間”の広報活動のお手伝いをしました。
眼科と内分泌代謝内科前の廊下はシンボルカラーの緑で覆われました。



令和5年3月15日 香川県歯科医師会と香川大学医学部との医科歯科連携会が行われました。今回は、先端巨大症における医科歯科連携として、内分泌代謝内科の小林俊博先生によるWEB講演会が開催されました。香川県歯科医師会理事の丸尾先生の司会で講演がネットで配信され、活発な討論がなされました。稀な病気ではありますが、医科歯科連携を活用して先端巨大症の見逃しを防止するネットワークが大切です。




 令和5年2月12日(日曜日)に坂出市で『第29回 坂出天狗マラソン大会』が3年ぶりに開催されました。当日は澄み渡る青空の下、日頃の鍛錬を発揮して医局員全員が完走することが出来ました。これからも日々の運動を実践していきます!



小林先生は、高比重リポタンパク質(HDL)が脂肪細胞におけるアディポネクチンの遺伝子発現に与える影響について研究をされ、その成果をJournal of Molecular Endocrinology 「HDL promotes adiponectin gene expression via the CAMKK/CAMKIV pathway」にて発表され、2022年3月に大学院を修了されました。学位取得おめでとうございます。