三豊市立 麻小学校4-6年生(47名)、高松市立 古高松小学校5-6年生(135名)、香川大学教育学部附属 高松小学校4年生(105名)の児童を対象に、子供たちが自分の健康や生活習慣の問題点を考える課題解決型学習体験イベント「未来教室」を開催しました!
当日は各小学校の体育館をお借りし、生活習慣に関する様々な体験をしてもらいました。「早寝、早起き、朝ごはん」の大切さや生活習慣の乱れが原因でおこる病気があることを分かりやすく説明し、その後4つ以上のブースに分かれ、それぞれ体験型学習をして頂きました。

児童たちには、医師、管理栄養士、歯科衛生士、理学療法士、看護師などスペシャリストからなる未来教室研究員がそれぞれ主宰する各ブースを回り、示された課題をクリアすることで「からだコイン」をゲットできるというスタンプラリー式の体験学習を通して、身体に関する様々なことを学んでもらいました。課題をすべてクリアした児童達に「からだ博士」の認定証を授与させて頂きました。


2024月に発表された「令和5年度 小児生活習慣病予防健診の結果(概要)」においても、香川県の児童における肥満傾向の割合が増加しており、血糖値の異常、脂質(コレステロールや中性脂肪)の異常、脂肪肝のリスクなど、将来的に生活習慣病の原因となる項目についても増加傾向にあります。これらも踏まえ、今後も、香川県内の小学校や中学校で、継続的な『未来教室』を開催予定としており、ご興味のある教育関係者の方がおられましたら是非ご連絡を頂ければと思います。

担当:
香川大学医学部附属病院 内分泌代謝内科
福長健作(fukunaga.kensaku@kagawa-u.ac.jp)

後援:
香川県糖尿病協会




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