内分泌代謝・先端医療・臨床検査医学講座は、平成27年4月から講座再編に伴い新たに誕生した講座です。糖尿病、内分泌疾患の臨床・研究・教育を担う講座として、前身の先端医療・臨床検査医学講座から発展したものです。教室の理念は、「最新で良質な糖尿病・内分泌代謝専門医療の提供」「独創的な医学研究の推進と先進医療の開発」「次世代を担う糖尿病・内分泌代謝専門医の育成」を掲げています。
診療科としては内分泌代謝内科を担当し、激増する糖尿病、脂質異常症などの代謝疾患、下垂体、甲状腺、副腎などの内分泌疾患を守備範囲としています。内科学はその領域が広く深く発展しており、専門領域が細分化されつつあります。一方、社会のニーズは専門家による診療を希望する一方、全人的な医療を望む声も強く、内科医に多様な役割を求められるようになっています。糖尿病・内分泌疾患のいずれもが全身、全臓器に影響を持つことから、糖尿病・内分泌内科学の専門家であるためには、内科医として幅広い知識をもつ医師であることも重要と考えています。人生で最も大切な時期を教室で過ごす若手医師には、主体的に色々なことにチャレンジできる良い環境を提供できるように配慮していきます。教室員一同、患者さんに信頼される診療活動と独創的な研究活動を実践すること、次世代の若手医師・研究者には内分泌代謝学の魅力を伝えることにより、内分泌代謝学の発展に貢献したいと考えています。ぜひ多くの学生・研修医のみなさんに集まっていただいて、いっしょに発展していきたいと考えています。
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H27年4月 内分泌代謝・先端医療・臨床検査医学講座 設立記念会