令和5年3月31日~4月2日の3日間、希少糖誕生の地である香川県で、第8回国際希少糖学会が開催され、福長健作先生がPoster Awardを受賞しました。

『A pilot study on the effect of D-allulose on postprandial glucose levels in patients with type 2 diabetes mellitus during Ramadan fasting』
ラマダーン期間中の日没後の最初の食事であるIftar摂取後の急激な血糖上昇をD-アルロースが抑制することを報告しました。



令和5年3月31日~4月2日の3日間、希少糖誕生の地である香川県で、第8回国際希少糖学会が開催され、小林俊博先生がPoster Awardを受賞しました。

『A study on the effect of D-allulose on suppressing postprandial hyperglycemia in patients with type 2 diabetes』
希少糖D-アルロース含有糖尿病治療食が入院中の2型糖尿病患者における食後の血糖上昇を抑制することを報告しました。



Japar先生はマレーシアのUniversiti Putra Malaysia大学からの留学生でした。イスラム教におけるラマダンの断食中、イフタール (日没時の断食休憩) の食事後に高血糖が認められます。D-アルロースは希少糖であり、食後の血糖値上昇抑制などの健康効果が報告されています。この研究では、ラマダン中に D-アルロースが 2 型糖尿病患者の食後血糖を改善するかどうかを調査しました。10 日間連続して実施された前向き単群研究デザインでした。D-アルロースの摂取は、ラマダン中イフタール後の 2 型糖尿病患者の食後高血糖を改善する可能性を指摘できました。その成果をDiabetology & Metabolic Syndrome誌. “A pilot study on the effect of D-allulose on postprandial glucose levels in patients with type 2 diabetes mellitus during Ramadan fasting “ 2022 Jun 21;14(1):86.に発表され、それを含めて筆頭著者3編、共著4編で2023年3月に大学院を修了されました。

学位取得おめでとうございます。




当科隣接の眼科学教室からのお声掛けにて、“世界緑内障週間”の広報活動のお手伝いをしました。
眼科と内分泌代謝内科前の廊下はシンボルカラーの緑で覆われました。