漏斗胸の治療について説明する「胸のかたち」研究室

大人の漏斗胸・女性の漏斗胸の手術をたくさん行っています。

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学会活動

香川大学は国立大学ですので、日本の医療のフロントランナーとなり、開発した技術を国民に還元する義務を負っています。それゆえ漏斗胸チームリーダーの永竿は、日本の治療技術を発信し、かつ海外の最先端技術を吸収するために、積極的に国際学会に参加しています。近年の活動の状況をお伝えします。

国際学会への参加

2019年

2019年4月に中国医科大学(遼寧省・瀋陽)の招聘を受け、漏斗胸の講義を行いました。
講義に先立つ会見。相手は遼寧省の形成外科学会長、郭教授。

講義中の模様

先方のスタッフと

2018年

2018年9月にシカゴで開催された米国形成外科学会にKey Note Lecturerとして招聘され、漏斗胸についての講義を行いました。講義の模様はこちら

2015年

国際漏斗胸学会に参加し、発表しました。
写真はナス法の発明者のナス氏。
仲が良さそうにみえますが、激しい討論の後です。

ロシアの漏斗胸治療のドン、
モスクワ第3病院呼吸器外科のクズミチェフ先生と。
なぜか馬が合い、5年くらい親しく付き合っています。

オーストリアのシュルツ先生と。人口1000万の国で、
ほとんどの漏斗胸の症例を一人でこなしているとのこと。

2013年

上海第二軍医大学に招待され、
漏斗胸の治療について講演を行いました。
右は形成外科部長の江華教授。記念品の贈呈。

講演終了後の記念写真。
前列左より3人目が筆者。

2012年

中国・広州で開催された第9回アジアレーザー美容医学会に招待され、「日本における漏斗胸の治療」という題で教育講演を行いました。

主催施設の広州南方病院のスタッフと(中央が筆者)。
中国人に比べると漢字が下手で恥ずかしい

招待講演の表彰式。右が筆者。
中央は大会長。

第17回漏斗胸手術手技研究会

平成29年秋に、高松で漏斗胸手術手技研究会を開催しました。

平成29年11月24日に永竿会長のもと、香川国際会議場で漏斗胸学会を開催しました(開催の模様)。

漏斗胸手術手技研究会は、日本における漏斗胸の治療水準を向上するために、漏斗胸の手術に関心を持つ医師たちが平成12年に発足させた研究会であり、2018年現在までに合計17回施行されています(リンク)。

手術手技研究会の中枢は「世話人会」と呼ばれ、日本の漏斗胸治療を牽引してきた先生方がそのメンバーになって運営されています。水準の高い手術を行っていると学会で認められた医師が、推薦を受けた上で、世話人全員の審査を経て合格すると新たな世話人として認められます。すなわち世話人の先生方は、漏斗胸のプロが認めるエキスパートたちということです。現在の世話人の先生方が所属している施設は、下の通りです。

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