Wind of olive(オリーブの風)

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2022年7月26日
東病棟5階は消化器内科・総合内科48床の病棟です。
消化管や胆膵疾患に対する内視鏡的検査・治療、肝疾患に対する集学的治療が行われており、生涯にわたり治療や自己管理を必要とする患者さんが多くいます。
今回は東病棟5階で勤務している糖尿病看護認定看護師を紹介します。
お気づきでしょうか、東病棟5階は糖尿病内科の病棟ではないのですが、糖尿病看護認定看護師がいるのです。
糖尿病の患者さんが入院する病棟ではないのに、糖尿病看護認定看護師は何をしているのでしょう。
香川県は糖尿病の患者さんが多い県です。そして消化器、特に肝疾患と糖尿病は密接にかかわっています。
そのため病棟には糖尿病とともに生きている患者さんが多くいらっしゃいます。
糖尿病内科の医師に急いで聞くまでもないけど、気になったことを聞けたり、一人ひとりに合わせた支援のポイントで悩んだときに相談をしやすかったりと、些細な不安や疑問をすぐに解消できます。
糖尿病患者さんのフットケア方法についてです。実際に認定看護師が糖尿病患者さんの足をどのようにアセスメントし、ケアを行っているか、タイムリーかつ間近でみることができます。知識と実践がつながることで看護の面白さを感じることができます。
認定看護師がどのような視点でインスリンを使用している患者さんの血糖変動をみているか、どのような点に注意が必要かなどのアドバイスを気軽にもらえることで患者さんへのケアに活かしていけます。
認定看護師と聞くと少し近寄りがたいように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし東5階にいる認定看護師さんはそんなことはなく、休憩室では冗談を言ったり、子供の話をしたりしています。スタッフとして一緒に働いているからこそ、スタッフ同士の人となりがわかり、話がしやすい環境にあります。
患者さんにとって生活の場が治療の場でもあるのです。
一人ひとりの患者さんが、人生において何を大切にし、その人らしい幸せな生活を送るにはどうすればよいか、ともに考え、寄り添い、支援をしています。
ここまで読んでくださったみなさん!私たちと一緒に看護をしたくなってきたのではないでしょか。みなさまと共に看護できる日を心よりお待ちしています!