福長健作先生は、成人成長ホルモン分泌不全症で合併するNASH/NAFLDに対するIGF-1の効果について検討しました。IGF-1は肝臓においてPI3K/Akt/FoxO1シグナル伝達系を介してABCA1の遺伝子転写を促進し、肝細胞からのコレステロール排出を活性化し、脂肪肝を改善することを発表しました。本研究は臨床的にも極めて重要な知見であり、学位を授与されました。学位取得おめでとうございます。
佐藤 誠祐先生は、膵臓のβ細胞に脂肪毒性を惹起するサイトカイン、TNF-αの作用機序について研究をされました。TNF-αは細胞内情報伝達系のp38-MAPKγを活性化し、膵β細胞のABCA1の発現を低下させることにより、脂肪毒性を惹起し、グルコース応答性インスリン分泌を低下させることを明らかにしました。本研究は臨床的にも極めて重要な知見であり、学位を授与されました。学位取得おめでとうございます。


平成31年1月9日に佐伯岳信先生の症例報告がInternal Medicine誌に採択されました。本論文は、視神経脊椎炎の既往に劇症1型糖尿病を発症した症例報告です。大変貴重な症例であり、両疾患に共通する免疫学的な機序を推定ものであり、今後の診療の参考として報告されました。
論文の採択、おめでとうございます。


去る平成30年7月1日(日)に高松国際ホテルにて第4回内分泌・先端医療・臨床検査医学講座懇親会が開催されました。早くも4回目となる懇親会には、県内で内分泌代謝診療に関わる先生方に御臨席を賜り、盛会裏に終わることができました。お忙しい中ご参加いただきまして誠にありがとうございました。



平成30年9月12日に小林俊博先生の症例報告がInternal Medicine誌に掲載されました。本論文は、両側副腎腫瘍により、著明な男性化とCushing症候群を呈した症例を報告しました。大変貴重な症例であり、今後の診療の参考として報告されました。
論文の掲載、おめでとうございます。