Wind of olive(オリーブの風)

2021年8月12日
みなさんこんにちは! 私達は放射線部・内視鏡診療部です。
☆「放射線部」と聞いて皆さんはどんな事を思い浮かべますか???放射線!!!
ちなみに、私が学生の頃、放射線について専門的な授業はなく、新人の頃、初めて心臓カテーテル検査を見学した際によくわからなかったことを思いだします。
☆「内視鏡診療部」ってどんなイメージですか???人間ドッグ、胃カメラ・・・最近ではメディアに取り上げられることも多いため良く見かけます。そこで今回は「○○あるある」形式で少し専門的でお得な?情報をご紹介したいと思います。
Q:放射線防護に必須の防護衣の重さは?
A:プロテクターと呼ばれます。約5㎏です。いつも赤ちゃん背負っている感じですね。
Q:放射線検査は着替えが必要?
A:必要です。見えるものは映ってしまいます(隠してもだめですよ。飲み込んだものも全てお見通しです。うどん食べてもばれますよ)
Q:注腸パンツってなに?
A:下部消化管内視鏡検査時、つまり肛門からカメラを挿入するためにお尻のところに穴の開いたパンツです。
男性が普通のパンツと間違えて後ろ前を反対に履いてしまうことがあります。
Q:絶飲食って、どういうこと?
A:絶飲食とは飲んだり食べたりしないこと。看護師「ご飯は食べてないですね」、患者「はい、食べてません。ヨーグルトを食べてきました」。確かにご飯は食べてないけど・・・。
言葉って難しい、看護師の常識は患者さんにとっては非・常識(非日常)ですね。
検査は体の内部を映します。しかし、患者さんの心は見えません。診断から治療まで、
すべてを担う私たちは、不安と緊張を併せ持つ患者さんの一瞬を大切に、安全な検査治療
とともに心にも寄り添っています。
このコロナ下で皆さんも大変なことと思いますが、笑顔を忘れずに頑張っていきましょう。