Wind of olive(オリーブの風)

2020年6月25日
皆さん、こんにちは。私はがん専門相談員として、国立がん研究センターの教育、研修プログラムを終了し2年目になりました。がん相談支援センターへ異動して感じたのは、今のがん医療はめまぐるしく変化していることです。
今回は、がん相談支援センターの紹介をさせて頂きます。
まず、がん相談支援センターがどこにあるかご存じですか? 外来診療棟1階の総合地域医療連携センターの向いにあります。
がん相談支援センターは、がんに関して相談者が抱えている様々な悩みや不安が少しでも軽減されるように、専門の相談員が相談者の心を支え、相談者に合った情報を提供し、相談者と一緒に考える場です。
看護師3名、医療ソーシャルワーカー1名、事務員1名で構成しています。相談の内容により臨床心理士や管理栄養士、薬剤師など様々な医療従事者の協力を得て相談対応を行っています。
私は相談者さんの話をよく聴き、一緒に相談内容を整理しながら、その人らしい生活や治療選択ができるよう相談対応を心がけています。個々に合った相談対応ができるよう日々研鑽していきたいと思います。
また、患者活動の支援として「がん患者サロン」「がんカフェおりーぶ」を隔月で開催しています。サロンは、最新のがん治療などのセミナーと患者さん同士の語らいの場(ミーティング)です。がんカフェ「おりーぶ」は、がん患者さんやご家族がお茶を飲みながら安らぐ場所です。昨年度は臨床栄養部の協力を頂き、夏はかき氷、冬はぜんざいを提供しました。現在は新型コロナ感染対策のため開催を中止していますが、再開できる日を心待ちにしています。
医療関係者からの相談、患者さんの紹介も受けています。
どうぞお気軽にご連絡ください。
写真は昨年度行ったサロンの風景と夏のカフェで提供したかき氷です。
最後に私の趣味は写真を撮ることです。最近の1枚を紹介します。お花の名前はニゲラです。