令和元年12月31日に呂 静雅先生の論文がMolecular Metabolism誌にacceptされました。本論文は、GLP−1アナログが脂肪肝を抑制する機序として、肝細胞におけるABCA1遺伝子の発現を促進し、その促進因子として新規転写因子PREBを同定しています。転写因子PREBのトランスジェニックマウスでは脂肪肝抵抗性となることを報告しており、臨床的に脂肪肝の治療のターゲットとしてPREB, ABCA1が重要であることを指摘しています。
論文の受理、おめでとうございます。


令和元年11月3日の世界糖尿病デーイベントが、香川大学農学部の収穫祭の合同イベントとして開催されました。激増する糖尿病の脅威に対して広報、普及活動をおこないました。当日は農学部の収穫祭の一部をお借りしまして、健康相談、身体計測、健康チェック、血糖値測定、希少糖ソフトの試食、希少糖パウンドケーキの試食などを開催しました。天候にも恵まれまして約150名が参加され大盛況でした。この場をお借りして、参加者および関係者に深謝いたします。


去る令和元年7月7日(日)に高松国際ホテルにて令和元年度 内分泌代謝・先端医療・臨床検査医学講座懇親会が開催されました。今年で5回目となる懇親会には、県内外で内分泌代謝診療に関わる先生方に御臨席を賜り、盛会裏に終了することができました。御出席頂きました皆様におかれましては、お忙しい中ご参加頂きまして誠に有難うございました。