2023年3月28日に、香川ヤクルト販売株式会社より講師の先生をお招きして、ヤクルト様が実施されている出前授業「ウン知育教室」をご紹介して頂きました。
ヤクルト様では、「うんちの状態から、食べ物の栄養素を吸収する腸の大切さ、腸における乳酸菌のはたらきを解説し、良いうんちを出すための生活習慣について」などをわかりやすく小学校などに出向かれて、出前教室をされております(https://www.yakult.co.jp/knowledge/deliveryclass/)。
今回は講師の長尾先生より、「ウン知育教室」についての歴史や実践方法などを大変分かりやすく講義頂きました。
我々が取り組んでおります、小学生児童を対象とした参加型体験学習プログラム「みらい教室」の今後のブラッシュアップにも活かしていければと思います。
長尾先生、有難うございました。



Japar先生はマレーシアのUniversiti Putra Malaysia大学からの留学生でした。イスラム教におけるラマダンの断食中、イフタール (日没時の断食休憩) の食事後に高血糖が認められます。D-アルロースは希少糖であり、食後の血糖値上昇抑制などの健康効果が報告されています。この研究では、ラマダン中に D-アルロースが 2 型糖尿病患者の食後血糖を改善するかどうかを調査しました。10 日間連続して実施された前向き単群研究デザインでした。D-アルロースの摂取は、ラマダン中イフタール後の 2 型糖尿病患者の食後高血糖を改善する可能性を指摘できました。その成果をDiabetology & Metabolic Syndrome誌. “A pilot study on the effect of D-allulose on postprandial glucose levels in patients with type 2 diabetes mellitus during Ramadan fasting “ 2022 Jun 21;14(1):86.に発表され、それを含めて筆頭著者3編、共著4編で2023年3月に大学院を修了されました。

学位取得おめでとうございます。




2023/3/5(日)に香川大学医学部において第5回かがわ糖尿病療養指導研修会を開催いたしました。新型コロナウイルス感染症の影響を受け2年ぶりの現地開催となりましたが、多職種の大勢の方からご参加をいただき、106名の方々が研修を受けられました。午前は全体的な講義が行われ、午後は岡山済生会病院中塔辰明先生の特別講演やシンポジウムとして県下医療機関の先生方から発表いただきました。
今後も糖尿病療養にかかわる研修会を継続できればと考えております。
参加いただいた皆様、大変お疲れさまでした。



当科隣接の眼科学教室からのお声掛けにて、“世界緑内障週間”の広報活動のお手伝いをしました。
眼科と内分泌代謝内科前の廊下はシンボルカラーの緑で覆われました。



令和5年3月15日 香川県歯科医師会と香川大学医学部との医科歯科連携会が行われました。今回は、先端巨大症における医科歯科連携として、内分泌代謝内科の小林俊博先生によるWEB講演会が開催されました。香川県歯科医師会理事の丸尾先生の司会で講演がネットで配信され、活発な討論がなされました。稀な病気ではありますが、医科歯科連携を活用して先端巨大症の見逃しを防止するネットワークが大切です。