香川大学医学部小児科

RESEARCH GROUPS

研究分野では主に新生児脳酸素代謝、ビリルビン代謝・小児発達薬理学、乳幼児運動発達を中心に日本国内はもとより、海外でも積極的な情報発信を行っております。

新生児脳循環酸素代謝グループ

当クループでは非侵襲的脳内酸素化・循環測定に関する研究ならびに新生児仮死における脳内エネルギー代謝に関する研究を行っています。非侵襲的脳内酸素化・循環測定に関する研究においては、近赤外光を用いた時間分解分光システムによる脳循環動態測定を行い、新生児の大脳皮質の機能的支配領域の局在化の発達的変化の検討や中枢神経障害の治療、リハビリテーションの介入時期への応用の研究を行っています。

研究責任者

中村 信嗣

黄疸・薬物代謝グループ

高速液体クロマトグラフィー法を中心とした各種質量分析法を用いて、様々な生体状況における物質濃度の測定を行う事で、ビリルビン代謝、薬物代謝について、その経路等の解明を行っています。それにより、赤ちゃんたち、子どもたちに、その生理機構に即した、より良い治療を行えるようになることを目指しています

研究責任者

小谷野 耕佑

乳幼児運動発達グループ

当グループでは
・乳児幼児期における視覚認知機能についての研究
・低出生体重児の脳波成熟度についての研究
・新生児のgeneral movementについての研究
を行っています。

研究責任者

小西 行彦

脂質異常研究グループ

私たちは、家族性高コレステロール血症をはじめとする脂質異常について診療、研究を行なっています。

家族性高コレステロール血症について
家族性高コレステロール血症状は常染色体優性遺伝という遺伝形式をとる、遺伝する(親から子へ2分の1の確率で遺伝する)病気です。300人に一人程度いると考えられており、無治療の場合には若いうちに心筋梗塞をおこしたり重度の狭心症を発症したりすることがありますが、子どものうちは症状がなく見つかりにくいことがあります。
香川県では、増加傾向にある小児期の肥満及び肥満に起因する生活習慣病の早期発見及び予防を目的として、小児生活習慣病予防健診を例年実施しております。
家族性高コレステロール血症は生活習慣病ではありませんが、健診で血液中のLDLコレステロールが高い人は病院受診をしたうえで私たちの外来に紹介され、内科と協力して診断と早期からの適切な治療を行なっています。
また、家族性高コレステロール血症の患者さんではアキレス腱が太くなると言われており超音波(エコー)で正確に厚さを測ることで、病気が隠れているかどうかを推測できますが、小児では詳しいことがまだわかっていないため、アキレス腱の厚さを調べるなどの臨床研究も行なっています。

日本小児脂質研究会HP「高槻宣言2024」
https://square.umin.ac.jp/~jslpc/declaration.html

日本動脈硬化学会HP「家族性高コレステロール血症について」
https://www.j-athero.org/jp/specialist/fh_index/

腸内細菌叢研究グループ