去る平成30年7月1日(日)に高松国際ホテルにて第4回内分泌・先端医療・臨床検査医学講座懇親会が開催されました。早くも4回目となる懇親会には、県内で内分泌代謝診療に関わる先生方に御臨席を賜り、盛会裏に終わることができました。お忙しい中ご参加いただきまして誠にありがとうございました。



平成30年9月12日に小林俊博先生の症例報告がInternal Medicine誌に掲載されました。本論文は、両側副腎腫瘍により、著明な男性化とCushing症候群を呈した症例を報告しました。大変貴重な症例であり、今後の診療の参考として報告されました。
論文の掲載、おめでとうございます。


平成30年9月6日に董 涛先生の論文がEuropean Journal of Pharmacology誌にacceptされました。本論文は、K-877, PPARαモジュレーター (Selective Peroxisome Proliferator-Activated Receptor Modulatorα: SPPARMα)が膵臓のβ細胞に作用し、ABCA1を活性化し、脂肪毒性を改善することでインスリン分泌能を回復することを報告している。
論文の受理、おめでとうございます。


平成30年8月21日に佐藤誠祐先生の論文がJournal of Molecular Endocrinology誌にacceptされました。本論文は、TNF-αが膵臓のβ細胞のABCA1遺伝子を抑制することでβ細胞の脂肪毒性を惹起するメカニズムを明らかにしている。TNF-αによるp38-MAPK γの活性化がβ細胞のABC1発現を抑制的に制御し、インスリン分泌不全に関与していることを明らかにした初めての報告である。
論文の受理、おめでとうございます。


平成30年8月21日に福長健作先生の論文がAmerican Journal of Physiology Endocrinology and Metabolismにacceptされました。本論文は成人成長ホルモン分泌不全症のおける脂肪肝の発症に関してIGF-I(Insulin-like growth factor I)が抑制的に働くことを示している。IGF—IはPI3K/Akt-FoxO1の経路でABCA1 を活性化し、肝脂肪を減少させるメカニズムを初めて報告している。
論文の受理、おめでとうございます。