Japar先生の研究論文がDiabetology & metabolic syndrome誌に採択されました。Japar先生はマレーシアからの留学生で、Universiti Putra Malaysiaと香川大学との共同研究の成果です。ラマダンの断食中、食後高血糖はイフタール (日没時の断食休憩) の食事後によく見られます。D-アルロースは希少糖であり、食後の血糖値上昇抑制などの健康効果が報告されています。この研究では、ラマダン中に D-アルロースが 2 型糖尿病患者の食後血糖を改善するかどうかを調査しています。10 日間連続して実施されたパイロットの前向き単群研究デザインでした。D-アルロースの摂取は、ラマダン中のイフタール後の 2 型糖尿病患者の食後高血糖を改善する可能性を指摘しています。
論文の採択、おめでとうございます。

論文タイトル:A pilot study on the effect of D-allulose on postprandial glucose levels in patients with type 2 diabetes mellitus during Ramadan fasting
Japar S, Fukunaga K, Kobayashi T, Imachi H, Sato S, Saheki T, Ibata T, Yoshimura T, Soh KL, Ong SL, Muhamed Z, Murao K.
Diabetol Metab Syndr. 2022 Jun 21;14(1):86. doi: 10.1186/s13098-022-00856-3.


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