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診療の特徴

すべての治療選択肢を公平に提示し、世界標準の医療を提供

当科では、腎細胞がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣腫瘍などの泌尿器科がんを中心に診療しております。
QOL(生活の質)を考慮し腹腔鏡下手術、ロボット支援下手術などの低侵襲手術を心がけるとともに、新規抗癌剤、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤などによる最先端の薬物療法の治療経験も豊富です。

特に前立腺がんでは過剰治療を防ぐ取り組みとして監視療法を積極的に取り入れております。
早期前立腺癌を対象とした監視療法の国際多施設共同前向き研究であるPRIAS研究の事務局として、わが国の中心的役割をはたしています。
前立腺がんに対する放射線治療では、県内唯一の前立腺密封小線源治療が実施可能な施設として、順調に稼働中です。
加えてがんの高精度放射線治療であるIMRT(強度変調放射線治療)も数多く施行しております。

腎臓内科の協力のもと腎不全の代替治療として腎移植手術にも積極的に取り組んでおります。
当院では1型糖尿病の患者に対して脳死下膵臓・腎臓同時移植も実施しています。
実施施設は全国で18施設が認定されており、四国では当院が唯一の実施可能施設です。

一方、前立腺肥大症、過活動膀胱、尿失禁、EDなどといった様々なQOL疾患にも新規の薬剤や治療法を導入し積極的に治療を行っています。
私どもは、すべての治療選択肢を公平に提示し、世界標準の医療を提供することをお約束いたします。

専門的治療

泌尿器科で診療する疾患

当科では、副腎などの内分泌臓器の疾患、腎、尿管、膀胱、尿道などの尿路の疾患、精巣、前立腺、陰茎などの生殖器の疾患を診療しています。
具体的な対象疾患は、副腎腫瘍、腎細胞癌、腎盂・尿管癌、膀胱癌、尿道癌、前立腺癌、精巣(睾丸)癌、前立腺肥大症、神経因性膀胱、過活動膀胱、尿失禁、尿路・性器感染症、尿路結石症、男性不妊症、性機能障害(ED)、先天性尿路・性器奇形、後腹膜疾患などです。
また腎移植手術も積極的に行っております。

対象疾患

代表的疾患