NMDA Suppresses Pancreatic ABCA1 Expression through the MEK/ERK/LXR Pathway in Pancreatic Beta Cells(NMDA は膵臓ベータ細胞における MEK/ERK/LXR 経路を介して膵臓 ABCA1 発現を抑制する)
Nutrients. 2024 Aug 27;16(17):2865.

(概略)ABCA1はコレステロール逆輸送系で重要な役割を果たしており、その発現低下は膵β細胞の脂肪毒性と関連しており、異常なインスリン合成および分泌をもたらします。グルタミン酸放出の増加はβ細胞の糖毒性を引き起こす可能性がありますが、詳細なメカニズムは不明です。NMDAはMEK依存性経路を活性化し、ABCA1タンパク質およびmRNA発現を抑制することを発見しました。さらに、肝臓X受容体(LXR)がABCA1転写のNMDA調節におけるエフェクター転写因子であることを同定した。NMDA治療は高血糖状態下でも、コレステロールとトリグリセリドレベルを上昇させ、インスリン分泌を減少させた。本研究は、NMDAがMEK/ERK/LXR経路を介してABCA1発現を抑制することを明らかにし、膵臓β細胞におけるインスリン分泌不全に関する新たな知見を提供し、β細胞機能不全におけるNMDAの重要性を示唆している。


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第12回 TR推進合同フォーラム・ ライフサイエンス技術交流会
~企業とアカデミアのパートナーシップに求められるもの~
日時:2024年10月17日
場所:九州大学医学部 百年講堂
講演
テーマ『希少糖の進展と臨床応用の最前線:未来の傾向改革へ 』
村尾孝児(香川大学 国際希少糖研究教育機構 教授 )

九州大学橋渡し拠点 における上記研究会で希少糖に関する講演をおこないました


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日時:2024年9月7日
場所:愛媛大学医学部
「高齢2型糖尿病患者における骨格筋量と身体動作に関する検討」
上記演題で発表し、小林俊博先生が学会賞(優秀演題賞)を受賞しました。
おめでとうございます。



日時:令和6年5月26日
場所:香川県歯科医師会 8020ホール
大会長:三宅 実(香川大学医学部歯科口腔外科学講座 教授)
基調講演
「糖尿病と歯周病の最前線ー多職種連携に望まれることー」
村尾 孝児(香川大学医学部内分泌代謝・先端医療・臨床検査医学講座 教授)


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2024年度 糖尿病デーイベント
~みんなで歩こう!ウォークラリー~
参加者募集!(糖尿病協会会員以外でも参加可能です)
ボランティアスタッフ募集!(CDE香川:ボランティア単位1単位)
日程:2024年11月10日(日)9:00~12:00
会場:香川大学医学部附属病院 福利厚生施設棟2F(敷地内薬局2F)
※事前申込必要


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