若手医師からのメッセージ

私は平成23年に香川大学医学部を卒業し、初期臨床研修は他病院で行いましたが、そこでご指導いただいた先輩医師に勧められ、平成26年に内分泌代謝内科に入局しました。現在は入局後2年目になります。
当科は創設後まだ2年弱しか経過していない比較的新しい医局ではありますが、上級医との分け隔てなく、和気藹々と気軽に情報の交換、指導を受けることができ、非常に居心地が良い医局だと感じています。
診療内容についても内分泌・代謝疾患は県下で有数の内分泌専門医が在籍する病院であるため、甲状腺疾患といった比較的頻度の高い疾患から始まり、間脳下垂体疾患、副甲状腺疾患、副腎疾患、膵内分泌疾患、性腺疾患等の症例が多く紹介され、経験・診療することができます。
また、糖尿病についても受療率・関連疾患死亡率が全国平均を大きく上回るといった我が県の現状を反映しているためか種類を問わず多くの糖尿病患者が通院されており、院内では他科からの紹介を含め、教育入院だけでなく24時間持続血糖測定、インスリンポンプといった学術的な検査、糖尿病教室・世界糖尿病デーへの参加といった患者指導についても経験することができます。
糖尿病診療の本質とも思われる外来診療に関しても学外の様々な病院に派遣いただき、勉強することも可能です。
しかしながらまだまだ人手が少なく、一緒に香川県の内分泌、糖尿病診療を盛り上げていただける医師を心待ちにしております。
興味があれば是非、見学しに来て下さい!
井端智裕先生
井端智裕先生

医学生・研修医の先生方へ

私は2012年に香川大学を卒業し、同大学の卒後臨床研修センターでの初期研修を経て、卒後3年目にあたる2014年に内分泌代謝内科に入局しました。元々学生時代から糖尿病をはじめとする内分泌疾患には興味がありましたが、初期研修で指導医の先生方のご指導のもと、糖尿病・内分泌代謝疾患の臨床に触れてから、さらに興味がわくようになり入局を決意しました。
当科では糖尿病や甲状腺疾患といった比較的症例数の多い疾患はもちろん、汎下垂体機能低下症や尿崩症といった間脳下垂体関連疾患や、Cushing症候群・Addison病に代表される副腎疾患、さらに多発性内分泌腫瘍症(MEN)などの珍しい症例についても診療に当たっており、内分泌代謝疾患について幅広く学ぶことができる科であると思います。時には臨床的な判断が難しく悩むこともありますが、当科の教室には和気藹々とした雰囲気があり、上級医の先生にも困ったことなどがあれば気兼ねなく相談することができます。
今後も糖尿病診療をはじめ、内分泌代謝内科医が活躍できる場はさらに多くなっていくものと期待されます。だからこそみなさんの力が必要です!糖尿病や内分泌疾患に少しでも興味のある学生のみなさん、研修医のみなさんには、ぜひ一度当科の見学や研修をしてみて頂きたいと思います。
小林俊博先生
小林俊博先生

研修医・学生の皆様へ

私は他大学出身で、初期臨床研修も他病院でさせていただきました。
研修中にいろいろな科を回らせていただくうちに、糖尿病・内分泌に興味を持つようになり、三年目以降は糖尿病・内分泌を中心に学ばせていただけたらと思い、いくつか病院見学に行かせていただきました。病院によっては糖尿病と内分泌で科が分かれていたりしていて、どちらも学べる環境はあまりなく、そんななか香川大学に見学に来させていただくと、糖尿病と内分泌どちらもまんべんなく診ることができ、医局の皆様の雰囲気もとても良かったので、入局させていただきました。
実際に働かせていただくと、上級医の先生方に相談しやすい環境であり、アットホームで他大学出身であることを気にせずに働ける、とても働きやすい医局でした。
他大学出身の方にも、是非一度当科に足を運んでいただけたらと思います。

長地友紀先生