外来診療案内(曜日・担当医)
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診療科の特徴・認定教育施設について
診療内容
内分泌代謝内科は、前身である糖尿病センターが平成22年に設置され、平成25年10月より特殊診療科となり、平成26年6月より糖尿病、内分泌疾患の入院・外来の診療及び臨床研究をおこなう診療科となりました。糖尿病診療に関しては、糖尿病センターの看護師・管理栄養士・臨床検査技師・理学療法士・薬剤師・歯科衛生士・糖尿病療養指導士を連携してチーム医療をおこなっています。
糖尿病教室の開催、各分野との医療連携や世界糖尿病デーイベントなどを実施しています。内分泌疾患に関しては、四国でも1、2位を争う症例数を有しています。さらには下垂体疾患などの特定疾患数も多く、特定の内分泌疾患に関しては遺伝子診断も施行しています。

多職種チームでのミーティング
認定教育施設について
当診療科は、日本糖尿病学会、日本内分泌学会、日本動脈硬化学会の認定教育施設となっています。
取得できる専門は以下のものです。
- 日本内科学会認定医、新・内科専門医
- 日本糖尿病学会専門医
- 日本内分泌学会専門医
- 日本動脈硬化学会専門医

抄読会の様子
対応疾患
糖尿病・代謝疾患:1型糖尿病、2型糖尿病、糖尿病腎症・糖尿病神経障害・糖尿病網膜症などの合併症を有する糖尿病、特殊な糖尿病、妊娠糖尿病など妊娠に伴う高血糖、肥満症、脂質異常症など
内分泌疾患:甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病、バセドウ病眼症など)、副腎疾患(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫、副腎腫瘍など)、下垂体疾患(先端巨大症、下垂体機能低下症、クッシング病、プロラクチノーマなど)、多発性内分泌腺腫症、電解質異常、多毛、月経異常、性腺機能低下症など

病棟薬剤師とのカンファレンス
外来診療患者数
外来の糖尿病患者および内分泌代謝疾患患者約2000名の診療を担当しています。
周辺の医療機関と連携をとりながら、病状の安定している患者さんについては逆紹介なども行っています。

甲状腺超音波検査
入院案内
当科は主に南病棟7階を中心に入院診療を行っております。病床数は7床と決して多くはありませんが、総合病院でもあるため、他科からの血糖管理依頼(年間600件以上)も併せて受けており、実際の入院患者数より多くの患者と関わっております。入院症例数については以下に示す通りであり、特に内分泌に関しては県下でも多くの疾患を経験することができると自負しております。
また多岐にわたる合併症の管理などは、大学病院の利点を活かした他科との合同診療も行い、幅広い診療に役立てるものと考えています。
| |
平成26年度 |
平成27年度 ※2 |
| 糖尿病 |
62 ※1 |
63 |
| 下垂体疾患 |
31 |
19 |
| 甲状腺疾患 |
9 |
16 |
| 副甲状腺疾患 |
4 |
4 |
| 副腎疾患 |
36 |
30 |
| 性腺疾患 |
1 |
0 |
| その他 |
15 |
3 |
※1 当科を主科とするもの。
※2 平成27年4月1日~12月31日までのものです。
糖尿病センターについて
糖尿病センターでは、医師、コメディカルが横断的に糖尿病患者さんの診療に携わることをコンセプトとしてメンバーを募りました。
糖尿病専門医だけではなく、糖尿病療養指導士、管理栄養士、薬剤師、検査技師、理学療法士、CRC、歯科医、歯科衛生士で構成されています。
糖尿病センターカンファレンスは、毎週おこなわれており、症例検討、糖尿病療法に関する情報交換、糖尿病センターの活動の方針について検討をおこなっています。
糖尿病センターに求められていることは、もちろん糖尿病患者の診療が第一であり、その他以下の業務も行っています。
- 附属病院における糖尿病患者の横断的な診療
- 地域医療への貢献
- 香川県の事業への取り組み(K-MIXを利用した地域連携)
- 糖尿病自主臨床試験を介する情報の発信
- 糖尿病の研究
糖尿病症例に関しては、糖尿病センターカンファレンスで提示され、各方面の専門家よりご意見をいただき、診療・療法に役立てています。
外来診療においても、医師による診療のみならず、糖尿病療養指導、フットケアー、インスリン導入指導、自己血糖測定指導、糖尿病教室など糖尿病センターで全人的なケアーを心がけています。
香川大学医学部附属病院糖尿病センター
チーム香川による生活習慣病・糖尿病克服モデル