香川大学医学部附属病院 薬剤部

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製剤室

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製剤室の業務は、中心静脈栄養輸液(TPN)及び抗悪性腫瘍注射剤の無菌調製と院内製剤の調製と供給です。

TPN無菌調製は、平成2年から入院の骨髄移植患者を対象として開始しました。その後順次対象患者拡大し、平成10年4月からは全病棟患者を対象としました。一方、抗悪性腫瘍注射剤は平成13年1月より血液・呼吸器内科病棟を対象に開始し、以降、消化器外科外来、乳腺外科外来と順次、対象を拡大し、平成16年4月より入院全病棟、外来全診療科を対象に拡大しました。現在、薬剤部で調製の対象となるTPN、抗悪性腫瘍注射剤の処方せんはこれらを含む全処方せんの90%を超えています。

院内製剤は、常用製剤と特殊製剤に分類しています。常用製剤には、希釈消毒薬、外用液剤、倍散等があります。一方、特殊製剤は診療に有用であるにもかかわらず市販品がない場合に調製しており、注射剤や軟膏剤が多くあります。院内製剤中、特殊製剤の占める割合は多く、毎年65%以上を占めています。新規の特殊製剤については、「特殊製剤依頼書」を申請科医師より提出してもらい、参考文献を基に薬剤部でよく検討を行った後、製剤を行っています。また医師には、患者に十分な説明を行った後、承諾を得て使用するよう指導しています。

無菌室
無菌室
無菌調製作業
作業風景
監査
監査風景