Kagawa University School of Nuring香川大学医学部看護学科 地域看護学

教室員&ゼミ生紹介

教室員紹介

教授 芳我 ちより HAGA Chiyori

世界の健康課題である生活習慣病予防を公衆衛生看護学の視点から解決することがライフワークとしての研究テーマです。
人の健康は胎児期からつくられると考えライフコースアプローチによる取り組みに資するエビデンスづくりに向け、学内外の先生方と協働・連携しています。
すべての人の幸福(Well-being)をめざし、いまできる・すべきことを自らみつけ利他的に生きることに喜びを見出すことができる、高い志をもった方の訪室をお待ちしております。

略歴

学歴
千葉大学看護学部卒業(看護学士)
千葉大学大学院博士前期課程修了(看護学修士)
山梨大学大学院博士課程修了(医科学博士)

職歴
世田谷区保健福祉センター 保健師
長野県看護大学地域看護学講座 助手
訪問看護振興財団 非常勤研究員
山梨大学大学院健康・生活支援看護学講座 助教
岡山大学大学院保健学研究科 准教授

現在の研究テーマ

(科研費・研究代表者)
・基盤研究(C)  健診システムを用いた超早期生活習慣病予防因子の解明に向けたデータベース構築(2023-2026)

(科研費・分担研究者)
・基盤研究(A)  健康の社会的決定要因を踏まえた地域介入モデルの効果:クラスターランダム化比較試験(2023-2026)
・基盤研究(C)出生コホート調査と比較する低出生体重児の味覚特性(2024-2026)
・基盤研究(C)学童期のヤングケアラー対応における養護教諭を中核とした支援システムの構築(2024-2026)
・基盤研究(C)「生活者視点の減災に対応する看護人材育成─災害看護基礎教育プログラムの構築」(2025-2028)
・基盤研究(C)  日本版FITTプログラム(家庭訪問療育モデル)の効果測定および開発をめぐる研究(2021-2025)

(委託事業・アドバイザー委託)
・岡山市「岡山市介護予防コンサルテーション業務」(JAGESからの委託)令和2年~

・全国健康保険協会香川支部アドバイザー 令和6年~
過去の主たる研究課題と活動

(科研費・研究代表者)
・基盤研究(C)「ディープラーニングを用いた生活習慣病予防のための新たな成長曲線の開発」平成30年度~令和3年
・挑戦的萌芽研究「地域における発達障害児とその家族に対する新たな養育支援方法修得プログラムの開発」平成27年度~平成31年度
・若手研究(B)「幼児期における肥満発症関連因子に着目した生活習慣病予防のためのエビデンスの構築」平成24年度~平成27年度
・若手研究(B)「幼児健診における小児肥満予防に向けた保健指導指針の作成」平成21年度~平成23年度

(科研費・共同研究者)
・基盤研究(C)  レジリエンス促進支援を必要とする早期乳がん患者の特徴の解明(2021-2024)
・基盤研究(C)  生活習慣病発症リスクと発達特性~First 1,000 daysの栄養との関連~(2022-2024)
・基盤研究(C)  プレコンセプションケアに活かす月経前症候群予防プログラム開発-低血糖に着目して-(2021-2024)

・基盤研究(C)「産婦健康診査事業の充実を目指した遠隔支援システムの開発」令和元年度~令和4年

・挑戦的萌芽研究「女性外来と連携した尿失禁症状を有する中高年女性に対する遠隔指導システムの開発」平成28年度~平成31年度

・基盤研究(C)「環境看護の視点からみた病院環境の評価」平成21年度~平成23年度

(委託事業)
笠岡市「新型コロナによる高齢者の生活様式の変化の実態把握重調査」令和2年度
岡山市「SIBを活用した健康ポイント事業評価研究」(日本老年学的評価研究機構[JAGES]からの委託)令和元年~4年

准教授 川本 美香 KAWAMOTO Mika

地域特性を日常的に共有する者同士の協働によって生み出される知は、地域の健康課題の解決に重要であるという教えのもと、研究活動に取り組んできました。 2024年度に香川大学に着任してからは、特に健康危機管理・災害への対応についての看護基礎教育に関心を持ち、県内外の実践者や研究者とともに活動しています。全災害サイクルで住民の生命・生活を護る看護は何かを探求し、学生の災害看護実践の基盤形成に取り組んでいます。看護学を学ぶ皆さんにも、災害に対応する看護を身近に感じていただきたく、地域看護学教室の教室員・ゼミ生と共に、地域に貢献できる研究活動を進めたいと考えています。 大学院受験をお考えの皆さん、地域に学び、地域に貢献する大学院生活を経験しませんか。

略歴

学歴
山口県立大学看護学部卒業(看護学士)
高知県立大学大学院看護学研究科修士課程修了(看護学修士)
高知県立大学大学院看護学研究科博士後期課程修了(看護学博士)

職歴
土庄町役場保健福祉課 保健師
京都橘大学看護学部 助手
高松市保健所保健センター 嘱託保健師
公益財団法人香川県予防医学協会 保健師
高知県立大学看護学部 助教,講師

現在の研究テーマ

「生活者視点での減災に対応する災害看護基礎教育に関する研究」
「中山間地域の住民と教育機関が協働する教育プログラムに関する研究」
「事例検討を活用した保健師人材育成プログラムの評価に関する研究」

(科研費・研究代表者)
・基盤研究(C)「生活者視点の減災に対応する看護人材育成─災害看護基礎教育プログラムの構築」(2025-2028)

(科研費・共同研究者)
・基盤研究(C)「対象理解の力を文化的感受性を高めることで向上させる教育プログラムの開発と評価」(2024-2028)
・基盤研究(C)「医療的ケア児と家族を支える看護職のgood practice収集による学習プログラムの開発」(2023-2026)
・基盤研究(C)「後期高齢者が独居で暮らし続ける住民同士のケアリング」(2022-2025)

過去の主たる研究課題と活動

(科研費・研究代表者)
・基盤研究(C)「住民による健康な地域づくりを可能にするplace attachmentの解明」(2019-2022)
・若手研究(B)「大腸がん検診精密検査受診行動の促進に向けたケアガイドラインの開発」(2016-2019)
・研究活動スタート支援「効果的な特定保健指導を実現する関係形成のためのガイドラインの開発」(2013-2014)

(科研費・共同研究者)
・基盤研究(C)「災害に関連する専門職者・行政と住民とのリスクコミュニケーションガイドラインの提案」(2020-2023)
・基盤研究(B)「大規模災自然災害に備えた地方大学による地域住民支援システムの構築」(2012-2017)
・基盤研究(C)「地域住民の防災力を高める市町村保健活動展開モデルの構築」(2020-2022)

(その他)
・事例検討を活用した保健師人材育成研修 令和6年度(高知県市町村衛生職員協議会研修会)
・高知県との協働事業
  高知県新任期保健師研修会の企画・実施・運営 平成24年度~令和5年度
  高知県中堅期保健師研修会の企画・実施・運営 令和5年度
  高知県保健師人材育成ガイドラインの作成  平成27年度,平成31年度,令和5年度
・高知県保健師人材育成評価検討会委員 平成24年度~令和5年度
・高知県総合保健協会協働研究事業 大腸がん検診精密検査者の受診状況の現状と課題 平成25年度~平成27年度
・高知県中芸広域連合委託共同事業 子ども子育て支援事業計画の策定に向けたニーズ調査 平成26年度~平成27年度
・高知県立大学戦略的研究プロジェクト「地域資料と大学資料のアーカイブに関する学際的研究」令和4年度~令和5年度

特任助教 栗原 快 KURIHARA Kai

2025年度から特任助教として勤務することになった栗原です。
臨床現場で得た経験から、地域で生活をしている人々が最期まで自分らしく生きるために看護職にできる援助について考えるようになりました。現在は私自身も大学院に通いながら、日々の教育・研究活動に取り組んでいます。
大変なこともあり、挫けそうになることもありましたが、先生方や学生たちと励まし合いながら過ごす日々はとても貴重な時間を過ごしています。
今後も教員、そして大学院生として小さいことからコツコツと知識と経験を積み重ねていき、地域に貢献できる研究者を目指します。

大学院生等ゼミ生紹介

博士前期課程(修士) 宇渡 朋花(M2)

学部の時とは異なりより専門性の高い内容を多く学び充実した日々を送っています。
卒業後は地域住民に寄り添った保健師を目指します。

博士前期課程(修士) 香西 ふく(M2)

大学院では院生同士でディスカッションを行う機会が多くあり、異なる考えに触れることで、日々新しい気づきがあります。
卒業後は住民の健やかな暮らしを支える保健師を目指します。

博士前期課程(修士) 野川 楓羽(M2)

毎日幅広い分野を学び、自分の興味や関心が何かを追求することができています。
卒業後は地域に貢献できる保健師になれるよう、真摯に取り組んでまいります。

博士前期課程(修士) 足立 薫音(M1)

大学院ではより専門的な知識や技術を深めるだけでなく、主体的に取り組むことを意識し充実した日々を送っています。卒業後は地域や人々の健康を支えられる保健師を目指します。

博士前期課程(修士) 長町 尚美(M1)

専門的な学びに取り組む中で、多くの気づきや学びを得ながら、充実した毎日を過ごしています。地域の方々の暮らしに寄り添い、信頼される保健師を目指します。

博士前期課程(修士) 三谷 佳純(M1)

授業や研究を通して、自分の考えを深め、さまざまな価値観に触れ、多くのことを積極的に学びたいです。ひとりひとりの住民に寄り添える保健師を目指しています。

博士前期課程(修士) 村上 華音(M1)

専門的知識とともに思考力や表現力を養う機会が多く、毎日の学びがとても充実しています。
卒業後は、人と人とのつながりを大切にできる保健師を目指します。

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