麻酔科医アシスタント臨床工学技士3期生が誕生しました
| お知らせ
令和7年4月11日、1年にわたる研修プログラムを修了した4名の臨床工学技士が、あらたに『麻酔科医アシスタント臨床工学技士3期生』として認定され、修了式が執り行われました。式では、門脇病院長および荻野教授より、これまでの研修や日々の業務に対する労いとともに修了証書が授与され、「全国の施設の模範となれるよう今後のさらなる活躍を期待しています」との激励の言葉が贈られました。
1年間で培った多くの学びと経験を活かし、これからの活躍に大きな期待が寄せられています。
【麻酔科医アシスタント業務について】
当院では、令和4年度より麻酔科医の業務負担軽減を目的として、麻酔科医アシスタント臨床工学技士の育成研修および臨床業務を開始しています。院内管理委員会で承認されたプログラム(麻酔科医アシスタント臨床工学技士高度医療技術取得のための研修プログラム)を修了した臨床工学技士は、麻酔科医の指示のもと、全身麻酔装置、気道確保器材や麻酔薬のセッティング、麻酔記録の代行入力、生体情報モニタの監視などの業務を麻酔科医と協働して行います。これらのアシスタント業務が、麻酔科医の肉体的・精神的負担の軽減に寄与するだけでなく、手術をうける患者さんの安全性向上や手術件数の増加にもつながっています。このような臨床工学技士による麻酔科医業務のタスクシフトは、国内でもめずらしい先進的な取り組みであり、全国の医療施設からも高い関心を集めています。