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お知らせ

検査室(検査部・輸血部・病理部)は2022年2月10日、ISO 15189:2012の認定を取得しました。

臨床検査は客観的なデータを診療側へ提供し、疾患の診断、適格な治療方針の決定、予後推定などに不可欠です。検査室サービスの低下は、臨床医の診断に大きく影響します。そのため、検査室に高い技術水準の維持が求められ、検査室の標準化、国際的な第三者による技術的な評価・認定の必要性が重要視されています。ISO 15189 :2012 Medical laboratories -Requirements for quality and competence(臨床検査室 – 品質と能力に関する要求事項)は臨床検査室に特化したISO国際規格であり、臨床検査室の認定の国際的基準とされています。
この認定取得は、検体採取から検査結果の報告まで全ての業務において信頼性が高く、国際的な基準に達している事を意味します。
当検査室は約2年の年月をかけてISO 15189 : 2012の認定を取得致しました。膨大な量の業務の標準化とその文章化をはじめその道のりは困難を極め、さらにコロナ禍が拍車を掛けましたがスタッフ全員の協力により乗り越える事が出来ました。今回の認定取得がゴールではなく、本システムを改善し、維持継続していく出発点と考え、今後も患者さんや医療スタッフへ寄与できるよう日々、務めたいと思います。