香川大学大学院
医学系研究科臨床心理学専攻
心理実践教育学研究室

教育

関係づける力を磨こう
― つなぐ力,つながる力,つなげる力 ―

本研究室では,研究と臨床の学びを通して,考える力と行動する力の両方を育てます。

研究室で大切にしていること

自分の問いをもち,仮説を立て,結果をみつめる

自分の関心や疑問を問いとして言葉にし,そこから仮説を立て,研究や臨床の活動を通して確かめていくことを大切にします。

「わからなさ」に開かれている

すぐに理解したつもりにならず,自分とは異なる経験や考え方に関心を向けることを大切にします。

安心して違いを持ち込める場をつくる

疑問点を尋ねること,「わからない」と言うこと,異なる意見を出すことができる関係を大切にします。

一人ひとりの持ち味を活かしながら,一緒に学ぶ

それぞれの関心や得意なことを持ち寄り,互いの学びにつなげていきます。

身につけてほしい力

科学的に研究する力

基礎と応用の心理学の知識をもとに,比較や関連づけという科学的な視点で問いを捉え,実証的に確かめる力を身につけます。また,研究で得られた知見を臨床実践に活かすことを大切にします。

人や状況をアセスメントする力

観察や心理検査に加えて,人とその人を取り巻く環境との関係にも目を向け,多元的に人や状況を理解する力を育てます。

一人ひとりを支援する力

カウンセリングや心理療法で,一人ひとりの状態やニーズを捉え,それに応じた心理支援を考え,実践する力を身につけます。

コミュニティや組織に働きかける力

専門家への後方支援,コンサルテーション,コーディネートなどを通して,環境に働きかけ,人と人,人とサービスをつなぐ力を育てます。

研究室での学び

グループ指導

研究テーマや研究計画について発表し,教員や学生同士で意見を交わします。ほかの学生の研究について考えることも,自分の研究を深める機会になります。

個別相談

研究,臨床,進路,心理学の勉強などについて個別に相談できます。

教員室の利用

教員室は,研究活動,試験勉強,授業準備などの自習スペースとして利用できます。授業や実習の合間にも,必要に応じて研究や学習に取り組める環境を整えています。

臨床訓練

学生のニーズに応じて,勉強会やロールプレイ演習等を行います。OB・OGを対象とした事例検討会やスーパーヴィジョンも行っています。

学会・研修

学会大会での研究発表や研修会への参加を促し,新しい学びやつながりを広げることを大切にしています。学会発表や研修への参加にあたっては,参加費や交通費などに,研究室独自の「学生支援経費」を利用できます。

研究室での交流

学年を越えた交流や日常的な関わりも,互いに相談し,学び合うための研究室環境の一部として考えています。OB・OGを交えた親睦会,打ち上げ,キャンプなど,研究室メンバーが交流できるイベントをときどき開催しています。参加は自由です。

研究室メンバーの交流 研究室メンバーの交流

生成AIの活用

生成AIを,自分たちだけでは到達できなかった表現や思考の可能性を広げるための補助ツールとして活用します。適切な使い方を学びながら,自分自身で考え,形にしていく過程を大切にします。

研究室における生成AIの位置づけ

研究指導

卒業論文,修士論文,博士論文などの研究指導では,学生自身の関心や疑問を研究の問いへと整理し,研究計画,方法の選択,分析,論文執筆,学会発表・投稿まで段階的に進めます。