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香川大学医学部開講50周年記念特定基金

この場所で輝く ~現場の声とメッセージ~
2025.3.25
香川大学医学部附属病院
看護部 看護師 宮本 みづきさん

1.簡単な生い立ちなどを教えてください。(どこで生まれた、どんな学生だった、など)
香川県出身で、幼少期によく話す将来の夢は友達の真似をして看護師さん、ケーキ屋さんと話していたことを覚えています。高校時代に将来の夢について考えた時、保健室の先生になりたいと漠然と考えるようになりました。そこで養護教諭課程のある地元である香川大学医学部看護学科に入学しました。高校時代部活動をしていなかったこともあり、大学で入部した軟式テニス部では毎週走り回って楽しく活動していました。もともと勉強が得意ではありませんでしたが、テスト前や国家試験前には友人と励まし合いながら勉強に取り組んでいました。
 
2.普段どのような仕事をしていますか?
私は現在、東病棟3階で看護師として働いています。東病棟3階では、泌尿器・副腎・腎移植外科、腎臓内科、放射線診断科の混合病棟であり、泌尿器科外来、血液浄化療法室とユニット化しています。まだまだ勉強中ですが、3年目の時に腹膜透析患者さんに関わったことがきっかけで腹膜透析指導看護師の資格を取得しました。これから腹膜透析についての知識をさらに深め、今まで以上に患者さんに寄り添った質の高い看護を提供できるよう頑張っていきたいです。


3.なぜこの仕事を選びましたか?
高校生になって将来の仕事について考えた時、中学生時代に嫌なことがあれば保健室の先生に会いに行って元気をもらっていたことを思い出し、私もそのような存在になりたいと思い始めました。地元である香川大学医学部看護学科に養護教諭の資格を取得できるコースがあると知り、入学しました。そこで、学生時代の看護実習で患者さんと関わる中で、患者さんにより近い存在として支えることができる点や、多職種やたくさんのスタッフ間で協力しあえる点に魅力を感じ、看護師として働くことにしました。
 
4.これぞという仕事の成功談はありますか?
病棟や外来で働く中で、年数を重ねるうちに担当患者さんに深く関わることができるようになりました。最近ではターミナル期の患者さんを担当し、患者さんとご家族それぞれの思いを確認しながら、希望した治療環境を整えられるよう調整したり、ご家族と一緒にケアやお話をしたりしました。患者さんからは「宮本さんやけんこんなに話ができるんや」と言っていただき、ご家族の方からも「大変だったけど一緒に喜んでくれたりたくさん考えてくれたりした宮本さんが担当でよかった」と言ってもらえたことがありました。自分が行った看護が正しかったのか、関わり方に迷うことが多くある中で、実際に自分の存在を肯定してくれる発言が嬉しかったです。中学生時代に自分が保健室の先生に感じていたように、患者さんやご家族に対して元気を与えられるような存在になれたということが自分にとっての成功体験です。
 
5.仕事で大切にしていることは何ですか?
正確に、時間通りに仕事を行うことです。病棟では何人もの患者さんを受け持つ多重業務ですが、患者さん一人ひとりにとっては大切な入院生活であると考えます。そのため、時間を意識しながら正確に業務ができるよう努めています。また日常ではゆっくり休み、仕事では集中できるようメリハリををつけるようにしています。
 
6. 香川大学医学部の良いところを教えてください
就職当初は不安なことも多くありましたが、段階に応じた研修を受けられたり、プリセプターNsから暖かく熱心にご指導いただくことができたりと、教育体制が整っているところが魅力的です。
 
7.これからの香川大学に求めることを教えてください
看護学生の頃から臨地実習をさせてもらう中で、さまざまな分野の知識を深めることができる環境であると感じていました。看護師となった現在でも同様に感じています。まだまだ勉強中の身ですが自分の興味のある分野、強みにしたいスキルなどを身につけられるようサポートしていただければと思います。
 
   
<インタビューを終えて>
このインタビューから、温かく誠実な人柄が伝わってきました。看護師としての成長の過程や、患者さんやご家族に寄り添う姿勢が丁寧に描かれており、特に成功体験のエピソードでは、人とのつながりを大切にする思いが感じられます。自身の経験を通じて「元気を与えられる存在になりたい」と考え、それを実際に体現している点が印象的です。日々の仕事に対する真摯な姿勢と、香川大学医学部での学びが現在の実践に活かされていることがよく伝わる、心温まるインタビューでした。