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香川大学医学部開講50周年記念特定基金

この場所で輝く ~現場の声とメッセージ~
2025.5.19
香川大学医学部
学務課教務係 大学院担当 遠山 裕さん

1.普段どのような仕事をしていますか?
大学院の教務担当をしています。大学院生の入学・修了・履修・学位等に関する事務をメインに行っています。教育システムのインフラ整備・維持のようなイメージの仕事です。この文章を書いている4月では、新入生ガイダンス、履修登録関係、授業の補助、留学生対応、国の補助金関係業務などを行いました。
 
2.仕事中にぶち当たった壁はありますか?どのように克服しましたか?
この部署への異動で壁を感じました。事務は、部署により業務内容が大きく異なります。私は学務系の知識が足りず困っていたので、前任者からのアドバイスに従い関連規程を読むようにしていたら、徐々にこなせるようになっていきました。あとは留学生対応のために、英語が必要だったのも想定外でしたが、これについては翻訳アプリに本当に助けられました。今はアプリなしで留学生対応できるようになることを目標に、少しずつ英語の勉強をしています。
 
3.この仕事の好きなところ・面白いところは何ですか?
事務職はルーチンワークで地味なイメージがありますが、意外とクリエイティブな側面もありますし、周囲との協調も必要とされます。あるアイデアを実現するために様々な人に協力をお願いすることもありますし、ポジティブな結果が付いてきたら楽しいですね。
 
4.趣味や仕事のとき以外の過ごし方など教えてください
趣味が続かない私ですが、ランニングだけは続いてます。大学職員として入職した年から、体力をつけようと思って始めました。かれこれ15年になります。以前はフルマラソンにもよく参加していました。
また、週末は家の芝生の管理をしています。芝生は手をかけた分だけ綺麗になりますが、うちの芝生は200平米以上あり、手をかけすぎると大変なので、ほどほどに手を抜きつつ、作業量と仕上がりのバランスを考えながらやってます。芝生管理は冬を除き1年中仕事があり、かつ結構な重労働ですので、あまりお勧めはできません(苦笑)

5. 香川大学医学部の良いところを教えてください
医学部は香川大学の学部の中では、一番大きな事務組織ではありますが、大きすぎず小さすぎず顔が見えるくらいの規模感なのがいいと思います。また部署を超えて、チームとしての意識が高いので、仕事を進めていきやすいです。

 
 

6.これからの香川大学に求めることを教えてください
これからますます人口が減っていく中で、大学の仕組みも変化が求められてくると思います。その中でも、業務のDX化を進めて、もっと効率よく柔軟に動ける体制をつくっていってほしいなと思います。 また、近い将来、香川大学の事務に外国人の職員が加わるのが普通になってくると思います。そうなったときに、言語や文化の違いにもちゃんと対応できるような準備を今からしておけるといいなと感じています。
 
<インタビューを終えて>
インタビューからは、穏やかな人柄とともに、困難にも前向きに取り組む姿勢が伝わってきました。新しい環境や予想外の課題にも柔軟に対応し、工夫しながら仕事を楽しもうとする姿勢が印象的です。日々の努力や誠実な姿勢に共感を覚えました。