アダルトな小児看護学を目指して…
小児看護の目的は、子どもとその家族の幸福と健康を実現できるように支援することです。
病気に罹患した小児だけでなく、さまざまな健康状態およびさまざまな成長発達段階にある小児とその家族を対象にし、健やかな発達への支援をしていきます。そのために、子どもの成長発達を理解し、子どもの最善の利益を守る事を基本姿勢として必要な知識・方法・態度について教育します。
まずは、私たちが豊かな感情をもち理性的な判断ができ、自立的に行動し自身の行動に責任の持てる「おとな」であることを大切にしています。
また、2024年度より、養護教諭課程を小児看護学で担当することになりました。看護の科目に加え、必要な教職等の単位を取得すれば卒業時に教育委員会から養護教諭一種免許状が授与されます。看護の知識や技術をもつ教育職員として、子どもたちの身体や心をサポートできる養護教諭を育てます。さらに、本学の大学院では、一種免許状よりも上級の専修免許状を取得することができます。大学院で学ぶことによって研究的視点をもって学校現場で活躍できるようになります。
学部小児看護学・養護教諭課程
1年生
- 小児看護学概論
2年生
- 小児保健対象論
- 疾病論Ⅲ
- 養護概説
3年生
- 小児援助論
- 小児看護学実習
- 学校保健
4年生
- 教育実践演習C
- 養護実習
- 教職実践演習
- 健康相談活動
学部全学共通科目など
- 大学入門ゼミ(全学共通科目)
- 心と体の健康(選択科目、全学共通科目)
- 看護実践技術論(フィジカル等)(3年生)
- 統合実習(4年生)
- 看護研究(4年生)
大学院
博士前期課程
- 小児看護学特論
- 小児看護学演習
- 特別研究
- 看護倫理学(基盤科目)
- 看護研究方法論1(基盤科目)
- 看護教育特論(基盤科目)
- 国際看護学特論(基盤科目)
- 養護教育特論
博士後期課程
- 健康イノベーション研究方法論(基盤科目)
- 健康発達支援看護特講
- 健康創造看護学演習
- 健康創造看護学特別研究