アダルトな小児看護学を目指して…
小児看護の目的は、子どもとその家族の幸福と健康を実現できるように支援することです。
病気に罹患した小児だけでなく、さまざまな健康状態およびさまざまな成長発達段階にある小児とその家族を対象にし、健やかな発達への支援をしていきます。そのために、子どもの成長発達を理解し、子どもの最善の利益を守る事を基本姿勢として必要な知識・方法・態度について教育します。
まずは、私たちが豊かな感情をもち理性的な判断ができ、自立的に行動し自身の行動に責任の持てる「おとな」であることを大切にしています。また、現在、養護教諭であった尾﨑先生を迎え、養護教諭課程の教育を担当していただいています。
学部小児看護学・養護教諭課程
1年生
- 小児看護学概論
2年生
- 小児保健対象論
- 疾病論Ⅲ
3年生
- 小児援助論
- 小児看護学実習
- 養護原論
- 学校保健
4年生
- 教育実践演習C
- 養護実習
- 教職実践演習
学部全学共通科目など
- 心と体の健康（選択科目、全学共通科目）
- 看護実践技術論（フィジカル等）（3年生）
- 統合実習（4年生）
- 看護研究（4年生）
大学院
博士前期課程
- 小児看護学特論Ⅰ
- 小児看護学特論Ⅱ
- 小児看護学演習
- 特別研究
- 看護研究方法論Ⅰ（共通科目）
博士後期課程
- 健康イノベーション研究方法論
- 健康発達支援看護特講
- 健康創造看護学演習
- 健康創造看護学特別研究
教員・スタッフ・ゼミ生
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谷本 公重
子どもたちの笑顔が増えますように…
| 職名 | 教授 |
|---|---|
| 専門分野 | 小児看護学・母子保健 |
| 研究テーマ |
・母子相互作用・母乳育児に関する生理学的研究 ・小児の病気認識と対処行動 ・小児救急医療と子育て支援 ・効果的論文作成と編集・校正ストラテジーの解明 【科研費・研究代表者】 ・基盤研究（C）「愛着・母子相互作用における子どもと母親の脳酸素代謝、神経活動の律動的同期性の解明」令和4年度～ ・基盤研究（C）「母児相互作用の客観的評価の確立と発達的変化‐母乳育児中の脳酸素代謝を指標として」 平成27年度～平成30年度 ・基盤研究（C）「脳酸素代謝を用いた乳児と母親の母子相互作用の客観的指標の確立」 平成24年度～平成26年度 【科研費・研究分担者】 ・基盤研究（C）「不登校の子どもたちのその後」令和2年度～令和4年度 ・基盤研究（C）「地域で活躍する医療従事者の英語ニーズの解明」平成27年度～平成29年度 ・挑戦的萌芽研究「効果的な英文校正ストラテジー解明の試み」平成23年度～平成24年度 ・挑戦的萌芽研究「小児救急医療に対する保護者の安心と適正利用を推進する子育て支援の検討」平成22年度～平成23年度 ・萌芽的萌芽研究「子育て支援事業と小児救急医療の連携モデル構築のための基礎的研究」 平成20年度～平成21年度 |
| tanimoto.kimie@kagawa-u.ac.jp | |
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鈴木 麻友
子どもとお母さんがたのHAPPYを目指して
| 職名 | 助教 |
|---|---|
| 専門分野 | 新生児看護 小児看護 |
| 研究テーマ |
・育児不安 カンガルーケアの児への生理学的影響 【科研費・研究代表者】 ・若手研究（B）「早産児におけるカンガルーケアの客観的な有効性の検証―循環変動を指標として―」平成29年度～令和２年度 【科研費・研究分担者】 ・基盤研究（C）「母児相互作用の客観的評価の確立と発達的変化‐母乳育児中の脳酸素代謝を指標として」 平成28年度～平成30年度 ・基盤研究（C）「不登校の子どもたちのその後」令和2年度～令和３年度 |
| suzuki.mayu@kagawa-u.ac.jp | |
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尾﨑 典子
養護教諭の心とお仕事を次世代につなぎたい・・・いつの時代にも子どもたちのSOSをキャッチできる護り人として、学校のオアシスとしての役割を大切にした次世代の養護教諭の育成を目指します
| 職名 | 助教 |
|---|---|
| 専門分野 | 学校保健 養護教育 |
| 研究テーマ |
・不登校の子どもたちのその後 【科研費・研究代表者】 ・基盤研究（C）「不登校の子どもたちのその後」令和2年度～令和３年度 |
| ozaki.noriko@kagawa-u.ac.jp | |
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野口 朋恵
はじめまして、院生の野口です。
私は、幼児期の子どもと養育者に関する研究を行なっています。
フィールドワークやインタビューを通して、日々、知らないことに出会い、新たなことを学べる喜びを感じています。
これからも子どもに関する研究を続けながら、研究者として一人立ちできるよう、また、一人の人としても研鑚を積んでいきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
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看護研究ゼミ生（令和3年度）
梶本晴香・坂本志帆・藤本歩優・松岡千夏・溝渕夕真
「大学生におけるネット利用の実態と小児のネット利用に対する関心との関連」をテーマに研究を行いました。調査の結果、全員がネットを利用し、スマートフォンを所持しており1日6時間程度利用し、その目的は「娯楽」である者が約半数いました。また、9割を超える学生が日常生活行動と併用してネットを利用している実態が明らかになりました。子どものネット利用への関心については、ネットの利用実態に関わらず、約9割の学生が関心を持っていました。
（日本看護研究学会中国・四国地方会第35回学術集会で発表）
