やまだ けいた 山田 佳太 |
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略歴: | H13. 4 H17. 3 H17. 4 H19. 3 H19. 4 H22. 3 H22. 4 |
近畿大学薬学部薬学科 入学 近畿大学薬学部薬学科 卒業 近畿大学大学院薬学研究科薬学専攻 博士前期過程 入学 近畿大学大学院薬学研究科薬学専攻 博士前期過程 修了 近畿大学大学院薬学研究科薬学専攻 博士後期過程 入学 近畿大学大学院薬学研究科薬学専攻 博士後期過程 修了 香川大学 糖質バイオ研究部門 現在に至る |
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研究テーマ: | 平成15年〜平成22年: O-結合型糖鎖分析手法の開発とその応用研究 ムチン型糖鎖に代表されるO-結合型糖鎖は、ウイルスや細菌による感染症、癌、免疫疾患を始めとした様々な疾患に関与し、疾患における生体環境の変化によってその構造が大きく変化することが明らかにされつつある。これらの背景からO-結合型糖鎖は新たなバイオマーカーの候補として期待さる分子である。しかし技術上の問題点からO-結合型糖鎖解析は非常に困難であり、バイオマーカー探索は停滞していると言わざるを得ない状況であった。これらの背景から、私はO-型糖鎖の高感度で、ハイスループットな分析手法の開発に取り組んできた。また開発した分析手法の臨床応用を目指して培養癌細胞中の糖鎖解析を実施した 今後の研究課題: (1)臨床サンプルの糖鎖解析より、マーカー候補となりうる糖鎖構造及びそのキャリア分子を特定 (2)疾患特異的な糖鎖及び糖ペプチドの大量調整法の検討 (3)疾患時に特徴的に観察される糖鎖を固定化した糖鎖チップを作成し、糖鎖―対象分子間の相互作用を検出 上記3種類の研究テーマの実施より、糖鎖及び糖鎖に関連するマーカーを発見し、その検出システムを構築する。 |
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所属学会 | 日本生化学会,日本糖質学会 | |||
専門分野: | ||||
受賞暦: | H19. 12 H21. 3 H22. 3 |
ファーマバイオフォーラム(第6回)において優秀賞 日本薬学会 (第129回)で研究課題がハイライトに選出 日本薬学会 (第130回)で研究課題がハイライトに選出 |
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代表的著作: |
1. Determination of Tn antigen released from cultured cancer cells by capillary
electrophoresis; Yamada K, Watanabe S, Kita S, Kinoshita M, Hayakawa T,
Kakehi K. Analytical Biochemistry, 396 (1), pp 161-163. (2010) |
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馬車馬のごとく研究します