小児看護学領域


アダルトに小児看護!!

担当科目(内容)

 小児の臨床現場における、高度な専門性を要する看護実践や看護教育に携わる人材となるために学修し、研究能力を修得することを目的としています。
 現在社会における小児と家族の問題について、医療、保健、福祉、教育などの側面から関連する学問分野の諸理論と看護への活用方法を学びます。更に小児保健、母子保健などの観点から小児看護を検討します。授業科目としては、小児看護学特論、小児看護学演習、特別研究です。基盤科目の看護研究方法論Ⅰも担当しています。
 小児と家族に関する国内外の文献および研究論文をクリティークし、各自の研究課題を通して臨床での課題に効果的な支援を探究します。

研究内容

教員の研究テーマ
母子相互作用を基盤とした成育支援に関する研究
 ・ 子どもの健康・病気認識と行動に関する研究
Developing Japanese Researchers’ Academic English Writing Skills

上記を主軸に、小児とその家族の健やかな成長・発達に寄与する研究を行っています。

過去の修士論文のテーマ

感覚の特性からみた幼児期の子どもに対する母親の認識
早産児におけるカンガルーケアの心拍変動への影響
中国河北省において先天性心疾患により手術を受けた患児の生活の質の特徴と影響要因
ミャンマーで日本語を学ぶ人たちの介護技能実習生に関する役割認識
20歳代で事故によって中途障害を負った者が社会復帰に至るプロセス-肢体不自由者を対象として-
早産児の皮膚成熟度評価のための皮膚水分量と皮膚観察所
小児がんを経験した子どもの復学の適応プロセス
小児白血病の子どもを持つ母親のレジリエンスとその保護要因
予防接種を受ける幼児と親の苦痛を緩和するためのディストラクションの効果-ランダム化比較試験-
香川小児病院方式ペアレントトレーニングの効果
新生児の静脈採血時の痛み反応に対する経口ショ糖液とおしゃぶりの複合効果
慢性疾患で入院経験をもつ病児の年齢による親の心配と対処行動
骨髄穿刺や腰椎穿刺、髄腔内注射を繰り返し受ける小児白血病の子どものレジリエンス
乳幼児をもつ母親の保健行動と育児不安関連要因の関連解析

教  員

職名氏名専門分野
教授 谷本 公重 小児看護学、母子保健