2025.02.03

カンボジア支援団体 代表にインタビュー! Part2

こんにちは! 医学部学生広報です。
前回に引き続き、カンボジアで国際支援活動に取り組むU-dawn代表の地藤湧騎さんにインタビューをしました!

【プロフィール】
地藤 湧騎(じとう ゆうき)
所属:医学部医学科3年
部活:RFC,映画研究会
出身:香川県
出身高校:丸亀高校
好きな学食メニュー:ハラルカレー

U-dawnはどのような活動をされているのですか?

地藤
「毎週1回2時間程度のミーティングを実施しています。活動当初はコロナ禍だったこともあり、ZOOMを基本としていましたが、最近は会議室などの場所で対面で実施しています。
ミーティングではプロジェクトに関することや、毎年夏に行っている渡航について話したり、あとは学祭などのイベントの準備などをしたりしています。」

プロジェクトとは何ですか?

地藤
「現在、U-dawn内ではカンボジアへの支援において、医療分野に焦点を向けた「医療支援プロジェクト(通称、医療P)」と教育に焦点を向けた「学校教育プロジェクト(通称、学校教育P)」が設置されています。入会後、ミーティングを見学していただいた上で所属するプロジェクトを選択していただきます。そして、各チームで任命されたリーダーを中心に毎週のミーティングプロジェクトを進めていきます。」

医療支援プロジェクトではどのようなことをされているのですか?

地藤
「活動当初からある医療Pでは、カンボジアの新生児医療への支援を行っています。
具体的には新生児蘇生法(NCPR)の普及活動です。2年ほど前に蘇生法訓練のための人形をクラウドファンディングで獲得した資金で購入し、現地のNPOに寄贈しました。今は、その人形を用いて年に2回ほど、カンボジアの地方の病院で講習会を開催しています。」

NCPRとはどのようなものですか?

地藤
「おそらく、自動車学校などで胸骨圧迫や人工呼吸などの講習を受けたことがあるかと思いますが、それの生まれたばかりの赤ちゃんバージョンだと思っていただければと思います。
 生まれたばかりの赤ちゃんは9割ほどは自然に呼吸を開始します。しかし、残りの1割はは何かしらの介入がないと呼吸を始めることができません。お母さんのお腹の中から外の環境という大きな変化に適応するのを手助けするのが、NCPRになります。
 具体的には、アルゴリズムに沿って新生児の状態を評価し、バックバルブマスクなどを用いて「人工呼吸」や適切な「胸骨圧迫」を行うことですね。
 私やU-dawnの一部のメンバーは、香川大学医学部附属病院で実施された講習会に参加してテストも受け、資格を取得しています。」

学校教育プロジェクトではどのようなことをされているのですか?

地藤
「学校教育プロジェクトですが、実は前進は「水支援プロジェクト」というカンボジアの水関連の支援を行うプロジェクトでした。昨年、水支援プロジェクトでカンボジアの小学校にトイレを建設しました。100万円規模のクラウドファンディングで多くの方にご協力いただき、最終的には1072,500円ものご支援をいただき4つのトイレを建設できました。
 このプロジェクトを通して学校の先生と話したり教室を見学したりしましたが、地方の学校では勉学に集中できる環境が整っていないという課題を感じました。具体的には、黒板がほぼ使えない状態であったり、机や椅子が壊れかけで怪我の恐れがあったりしていました。
そこで、プロジェクト名を学校支援プロジェクトと改め、現在は子ども達が勉強に集中できる環境を整えることを目的として活動しています。進行中ですが、すでに支援対象の小学校を決定しており、ニーズの再確認や適切な支援の内容について話し合いを進めいるところです。」

支援活動の難しさはありますか?

地藤
「実際にカンボジアに行ける機会が少ないことでしょうか。
 U-dawnでは年に2回、春と夏の長期休暇に枠を設けていますが、金銭面の関係やタイミングからも夏だけの渡航になっていますね。ほとんどが航空券やホテル代ですが、1回の渡航で約30万円ほどかかります。団体メンバーはバイトをしてコツコツ溜めたり、親に借りるなどして行っている人もいます。
 もちろん、中には予算的に厳しい人もおり、カンボジアを支援しているのに、実際の姿を見たことがない方もいます。やはり、実際の課題を目や肌で感じられないのは、モチベーションを維持する上でも大変だと感じますね。
 そのため、カンボジアの現状に関する勉強会を行ったり、現地の方とオンラインで接する機会を儲けたりし、モチベーションを維持するように努めています。」

支援活動で嬉しかったことはありますか

地藤
「現地の人の笑顔が見れた時です!カンボジアに行ったことのある人は良く言うのですが、カンボジアの方々は本当に笑顔が明るく素敵なんです。
 トイレを建設後に小学校を訪問した時ですが、子ども達や先生方が素敵な笑顔で出迎えてくれたのも今でも覚えています。私は4回ほどカンボジアに行っているのですが、行くたびに「もっと活動を頑張っていこう」と決意させられます。」

今後、U-dawnをどうしていきたいですか

地藤
「U-dawnの魅力を、活動の意義をもっと多くの人に知っていただきたいと思っています!
 友達も含め、U-dawnと言う単語を話題にあげても「聞いたことがある」くらいにしかなりません。まずはもっと、香川大学の中での認知度を上げていきたいなと考えています。
SNSやホームページでの発信活動を活発にしたり、チラシやポスターの掲示など行ったりといろいろ計画を立てているので、楽しみにしていただけたらと(笑)
 あと、より信用信頼していただける団体にしていきたいと思っています。認知度が低いということにも関わりますが、ネットを調べればNGOはたくさん出てくる中で、なぜU-dawnがあるのか、U-dawnに関わる意味は何なのかといった点を明確にしていきたいです。会計報告書の公開はもちろん、活動の透明化を図っていきたいと思っています。」

最後に香川大学医学部の魅力を教えてください。

地藤
「香川大学医学部は国際系の活動にとても力を入れている大学です。
 要件を満たせば単位に互換性のあるブルネイやイギリスへの留学制度がありますし、研究室によっては学生も一緒に海外での学会に参加できるところもあるようです。ブルネイ留学に行った友人がいますが、勉強に外国での生活にと充実していて羨ましく感じました。学内にも、研究室や大学院に来ている留学生の方達も良く見かけます。
 U-dawnの活動も医学部附属病院の先生から助言をいただいたりと、沢山助けていただいています。
 挑戦しようとする学生には、思いっきり挑戦の機会を与えてくれる環境です。ぜひ、留学や海外関連の活動に興味のある方は調べてみてください!!」



いかがでしたか。 以上、国際協力活動をしているU-dawnの代表 地藤さんへのインタビューでした。香川大学は世界に通用する学生が学びを深めることのできる大学です。香川大学医学部で一緒に学べる日を楽しみにしています!

<

>

新着記事