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皮膚科

皮膚のことで皆さんの期待に応えます

大日 輝記 教授

大日 輝記 教授

教授あいさつ

 令和2年4月1日から新しい皮膚科の教授と診療科長を務めています。
 私たちの役目は、皮膚のことで皆さんの期待に応えることです。皮膚のトラブルは、命に関わらなくても、不自由がなくても、他の病気があってもなくても、幸せな毎日の生活を大きく変えてしまうことがあります。また皮膚科は、全ての診療科で一番、病気の種類が多い科の一つです。全ての患者さんが正しい診断、最善の治療を受けられるようにするため、地域のクリニック、地域の病院、内外の大学や専門施設との連携を深めて、最適の場、最適のタイミングで最適の医療を受けられる仕組みをいっそう整えていきたいと思います。
 私たちのもう一つの役目は、未来の皮膚科学、これからの皮膚科の診療を支えてくれる方に出会って、家族や生活を大切にしつつプロフェッショナルとして成長できる場を、ここに用意することです。そして、さらに次の世代が育つサイクルを一緒に回して、魅力あふれる皮膚科医を内外に送り出し続けることです。
 新しい皮膚科も私もまだ未熟ですが、毎日の診療や指導のなかで、病院や大学、地域とともに、これから成長し続けたいと思います。皆さんのご協力、そして、新しい環境で仲間に加わり、共に成長してくれる方々の参加を心から歓迎します。

皮膚科学 教授 大日輝記



診療内容

(1)アトピー性皮膚炎

乳幼児から大人にいたるまで、全年齢のアトピー性皮膚炎の患者さんが対象です。
主な治療:
基本的なスキンケア指導:保湿剤+ステロイド外用剤を中心に、生活習慣などを含めたスキンケア指導を行います。
シークエンシャル外用療法:ステロイド外用剤とタクロリムス軟膏を相互補完的に使い、ステロイド外用剤の欠点である皮膚萎縮や毛細血管拡張の軽減を目指します。(注:本療法は、ステロイド外用剤の使用を否定するものではなく、ステロイド外用剤を適正に使用することを目的としています。いわゆる「脱ステロイド療法」とは全く異なるものです)
難治例の短期集中入院治療
シクロスポリン少量内服療法
光線療法
生物学的製剤(デュピクセント)

(2)乾癬

乾癬の専門的治療を行う外来です。軽症から重症まで、あらゆるタイプの乾癬に対応いたします。ステロイド、ビタミンD3軟膏外用、光線療法を基本とし、重症例ではメソトレキサートやシクロスポリン内服、また2010年から新しく加わった生物学的製剤による治療も積極的に行っています。
対象疾患:
尋常性乾癬 関節症性乾癬 膿胞性乾癬 乾癬性紅皮症
主な治療:
ステロイドおよびビタミンD3軟膏を中心とした外用療法
光線療法(PUVA、ナローバンドUVB)
全身的治療法(シクロスポリン、メソトレキセートなど)
生物学的製剤(ヒュミラ、レミケード、ステラーラ、トルツ、コセンティクス、ルミセフ、トレムフィア)
PDE4阻害薬(オテズラ)

(3)膠原病

各種膠原病の専門的治療を行う外来です。
主な対象疾患:
全身性エリテマトーデス(SLE) 円板状エリテマトーデス(DLE)
強皮症 皮膚筋炎
主な治療:
ステロイドやヒドロキシクロロキン内服、ステロイド外用が基本ですが、多彩な病状に合わせて、関連各科との連携を行いながら治療を行います。

(4)皮膚腫瘍全般

主な対象疾患:
良性腫瘍(母斑細胞性母斑/粉瘤/血管腫など)
悪性腫瘍(有棘細胞癌/基底細胞癌/悪性黒色腫など)
主な診断方法:
ダーモスコピー
皮膚生検
超音波検査
センチネルリンパ節生検(色素法、RI法)
画像検査(CT,MRI,PETなど)
主な治療:
外科手術
放射線
薬物
保存的治療法(凍結療法など)

(5)しみ、あざに対するレーザー治療

主な治療と対象疾患
Qスイッチアレキサンドライトレーザー:
青あざ(太田母斑 異所性蒙古斑)
茶あざ(扁平母斑)
刺青(外傷性刺青、装飾刺青)
色素レーザー:
赤あざ(ポートワイン血管腫、いちご状血管腫、毛細血管拡張)

対応疾患

アトピー性皮膚炎、乾癬、膠原病、皮膚遺伝病、皮膚腫瘍全般、しみ、あざ