穏やかな瀬戸内海と美しい讃岐山脈を望む讃岐平野、そこに位置する三木町に香川大学医学部はあります。香川大学医学部は、香川医科大学として昭和53年に医学科が創設され、次いで看護学科、臨床心理学科が設置された医療系3学科からなります。今日までの約40年の歩みの中で約5千人の卒業生を世に送り出し、香川県を中心として地域医療を支える要の医療人として活躍すると同時に、世界で医療や医学研究の第一線で活躍する人材を輩出してきました。
いま、私たちの眼前には、世界規模で克服しなければならない様々な人類共通の難題が山積しています。感染症の世界的流行や環境問題はその一例です。とりわけ健康に関わる問題は、生命に関わるだけに早急に解決の道を模索しなければなりません。これに挑むことが私たちの使命であり、存在価値です。現在の変動しがちな風潮や従前の価値観に拘ることなく、普遍的な思考で医学・医療を前に進めることが社会から要求されています。このために、香川大学医学部では、3学科連携のもと、高い道徳観や倫理観を備え、豊かな人間性で創造的に思考できる優秀な医療人や研究者を育成する教育・研究プログラムを実践しています。「讃岐の丘から世界に発信」することを使命として躍進していきます。
香川大学医学部長 三木 崇範
医学部の学生の皆さんへ
新型コロナウイルス感染症への対応として、授業に関する情報を医学部教育センターのホームページに統轄してお知らせすることになりました。
(2020年4月9日)