成人看護学領域


成人看護学の発展に寄与するために、成人期の看護課題に対する研究に取り組みます。

担当科目(内容)

成人期の患者の理解とその抱える健康問題を明らかにし、看護活動に理論を用いて問題を解決し、また、必要な技術を開発します。
授業は、急性期看護学特論および慢性期看護学特論の講義では、研究に関する基礎知識を探究します。
修士論文は、成人看護学演習において研究計画を作成し、倫理委員会の手続きを経て、特別研究で計画を遂行し、論文を作成します。

 

修士研究内容、教員研究内容

修了生の論文タイトル
  • HBOC診断目的の遺伝子学的検査を「受けない」と意思決定した乳癌患者のプロセス(2023)
  • 2型糖尿病インスリン療法患者ががん化学療法開始後,認識した血糖コントロールに関するセルフケア行動(2022)
  • 瀬戸内海離島における健康上の「緊急時」の特徴と看護支援の検討(2021)
  • 予定手術後の患者がICUの記憶を再構築する過程(2021)
  • 男性勤労者における筋肉量低下と身体活動・健康習慣についての関連性の検討(2019)
  • 一般病棟看護師に期待される糖尿病看護実践能力の検討(2019)
  • 筋萎縮性側索硬化症患者の介護継続に伴う配偶者の心的過程
  • 入院中の高齢肺がん患者の健康状態と主観的健康感・幸福感の検討
  • 血液透析患者の首尾一貫感覚に関連する身体的・精神的・社会的要因の検討
  • 足浴と足部温罨法における皮膚温と皮膚感覚の比較検討
  • 臨床看護師のための傾聴プログラム試案の検討

 

清水

成人の健康と慢性期看護におけるヒューマンケア研究
看護教育における模擬患者参加型学習と模擬患者養成
対話技法研究および認知障害に対するケアコミュニケーション
がん患者へのスピリチュアルケアと緩和技術開発
カンボジア国における保健衛生教育施策に関するトランスカルチュラル研究

市原
入院患者の回復促進ケアに関する研究
下肢筋肉量減少や生活習慣病の発症を予防する健康習慣の特定
地域医療ネットワークを活用した看護情報を共有するための電子糖尿病看護サマリの開発

教職員

職名氏名専門分野
教授 清水 裕子 成人保健 成人看護学 看護教育学
教授 市原 多香子 成人看護学