本学医学部自律機能生理学平野勝也教授は、九州大学との共同研究により、培養血管内皮細胞を用いて、血管透過性亢進の初期に起こる現象の解明に成功しました。この研究成果はネイチャー出版グループが発行する電子版英国科学雑誌Scientific Reportsに発表されました（2016年2月9日英国時間午前10時、日本時間19時電子版： http://www.nature.com/articles/srep20989 ）。様々な血管病の発症機構の解明につながる研究です。詳細はこちらをご覧下さい。

本研究は、日本生理学会ホームページ（http://physiology.jp/science-topic/17973/）のサイエンストピックスでも紹介されています。

Mayumi Hirano, Katsuya Hirano. Myosin di-phosphorylation and peripheral actin bundle formation as initial events during endothelial barrier disruption. Sci Rep 6: 20989, 2016.