2025年08月07日
令和7年8月1日付で本学を含む国立5大学により、超高齢・少子フロンティアを切り拓く5大学包括連携協定を締結し、新たな医療研究ネットワーク「Alliance 5(アライアンスファイブ)」を結成しました。
超高齢社会での医療の質向上は、国家戦略上喫緊の課題であります。本構想は、超高齢社会の最前線に位置する香川大学、山口大学、秋田大学、旭川医科大学、鳥取大学の5大学が初めて連携し、微小環境と免疫異常に起因する難治性・希少疾患の研究を全国規模で推進していくことを目的としています。
今後、IoTやAIなどの最先端技術を活用し、各大学の強みや地域特性を活かしながら、臨床データや解析技術を共有できる全国規模の研究基盤を構築し、難治性疾患・希少疾患や加齢関連疾患の研究を推進します。
この取組により、従来は単独の大学や地域では困難だった大規模な症例集積やデータの比較解析が可能となり、新たな治療法・予防法・診断法の開発が大きく前進することが期待されます。