2012年03月21日  学部生・院生 その他

知事と医学生の意見交換会(第2回)が開催されました

 平成24年2月23日に附属病院内で浜田恵造香川県知事と医学科生の第2回目の意見交換会が開催されました。各学年から1~3名ずつ計10名の医学科生と、森医学部長、香川県庁の医務国保課の方々が同席し、司会は泉川特命助教が務めました。まず、森医学部長から歓迎の挨拶、大森センター長から同センター活動報告があり、意見交換に移りました。知事は冒頭の挨拶の中で、香川県の地域医療対策として、医学科生に対する修学資金、寄附講座など香川大学と県との連携を重視していると述べられました。意見交換では、学生から香川県は気候風土が良好で、人が親切、コンパクト、星がきれい、うどんが旨いなどの良い点や、水事情、交通マナーが悪いなど改善すべき点が指摘されました。これに対して、知事は、他にも糖尿病受療率が全国トップなど、いくつかのワースト1があるので、24年度予算にワースト1脱却プロジェクトを提案するとの回答でした。地域医療については、学生からは在宅医療、かかりつけ医が重要との意見が出ました。住民満足には、教育と医療の充実が必要とする知事も認識は同様で、地域の病院を疲弊させている大病院指向、コンビニ受診はかかりつけ医制度がないことの裏返し、との見解を示されました。さらに、「うどん県、それだけじゃない香川県」、このそれだけじゃないところが大切、すなわち、他の産業、芸術、観光をアピールしたいとのことでした。香川の好感度が上がり、医学生が卒業後も香川で活躍してくれること、それが、住民満足につながるというお考えのように思われました。最後に、うどんのバッチを知事から一人一人手渡された学生達は大変嬉しそうでした。