法医学

木下博之 教授

人(ヒト)はどのように生き、
どのように死を迎えるのか

教 育

法医学は、医学的解明助言を必要とする法律上の案件・事項について、科学的で公正な医学的判断を下すことによって、個人の基本的人権の擁護、社会の安全、福祉の維持に寄与することを目的とする医学である。授業中に提示する多くの例から、診断や治療を行うにあたり、医学的知識の習得だけでなく、幅広い教養の必要性を感じ取り、医の倫理を身につける重要性を認識してもらいたい。

研 究

  1. アルコールやその代謝産物アセトアルデヒドによる生体反応について、アルコール代謝関連酵素 (ADHやALDH)のgene typeの違いやニコチン併用などによる影響を、ノックアウトマウス(ALDH2、ApoE)や分子生物学的手法を用いた解明
  2. 剖検例での薬物濃度の病態への影響評価
  3. 薬物による体温上昇メカニズムの解明
  4. 蛍光X線分析の法医学実務への応用
  5. 環境要因が死亡に与える影響の評価
  6. 界面活性剤の経口摂取による臓器障害の評価

教職員

職名氏名専門分野
名誉教授 井尻 嚴  
教授 木下 博之 法医学、アルコール
助教 モストファ ジャーマル
薬毒物の脳内神経伝達物質への影響
助教 竹居 セラ 法医学
事務職員 長野 朝美  
技能補佐員 田中 悦子  
技能補佐員 川原 佐知子  
非常勤職員 山下 忠義  
協力研究員 飛梅 董  
協力研究員 組橋 充  
協力研究員 山村 武彦  
協力研究員 木村 正司  
協力研究員 安部 寛子