2018年09月20日  国際交流

香川大学が挑むカンボジアのトイレ増設プロジェクト

カンボジアのNGO ウドンハウスの楠川富子氏や本学医学部清水裕子教授が中心となり、JICA 草の根技術協力事業として展開している標記プロジェクトにおいて、カンボジアの小学校に保健室開設や衛生教育活動を実施しています。昨年、同国の教育・青少年・スポーツ省長官と共に、学校関係者や行政関係者など27 名を香川に招いて研修を実施し、本学医学部のほか、本学附属小中学校や高松市の上下水道施設等にご協力を頂きました。
研修した学校関係者は、帰国後「香川モデル」を範として衛生教育に奮闘していますが、トイレが破損されて使えない、手洗い場がないなどの理由で、思うように衛生教育を広めることができません。そこで、日本の市民の方々のご支援を頂き、トイレや手洗い場の建設資金を確保し、現地が必要とする最低限のトイレや手洗い場を建設したいと思います。トイレのない学校では児童らは校庭で用を足し、手を洗うこともできません。
香川大学は、カンボジア国カンダルスタンの32 校の小学校にトイレを作るための資金を集めるため一般社団法人大学支援機構が運営するOtsucle を利用し、クラウドファンディングに挑戦することとなりました。

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